匂いのエロティシズム の商品レビュー
嗅覚からのアプローチ 欲情は視覚からなのか 聴覚からなのか 触覚からなのか 嗅覚からなのか フェロモンとはなんぞや などなど 匂い臭いにおいニオイ 改めて考えると不思議なもんだ
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人間は性器を隠すようになって、発情期に発する匂いに鈍感になり、ゆえに一年中が発情期という特異な哺乳類となった。 そして香水でフェロモンを演出するようになった。 が、フェロモンの香りとは?? 無意識に察知している特有の(興奮作用のある)におい。 進化の過程で二足歩行になり、鼻の...
人間は性器を隠すようになって、発情期に発する匂いに鈍感になり、ゆえに一年中が発情期という特異な哺乳類となった。 そして香水でフェロモンを演出するようになった。 が、フェロモンの香りとは?? 無意識に察知している特有の(興奮作用のある)におい。 進化の過程で二足歩行になり、鼻の前にお尻があったのが立つことで離れてしまい匂いに鈍感になった人間。 発情期があれば(お猿さんとかは発情してればお尻が赤い)オスは簡単に子づくりができる。 ゆえに、いろんなメスと簡単に子を作れる。でも、発情期が分からない人間は簡単に子作りとはいかない。 オスがアタックしても、メスはそんな気ないかもしれないし、色々面倒(笑)だから子作りができる相手(=彼女、妻)を大事にする。 メスはメスで、人間の子育てには時間がかかるからその間守ってくれる男が必要。 そんな簡単に他のメスと子づくりされても困るのです。なんか体系的に説明できないのですが。 発情期が無くなるってすごい。そこから匂いの話になってくんだけど。すごく面白かったです。
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媚薬やフェロモンなど、匂いと性行動にについて仮説の域を出ないが学術的に語っている。 それにしても「エロモン」というネーミングはどうしたものかね
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[ 内容 ] 視覚、聴覚、味覚などに比べて、嗅覚については、論じられたり、教育されたりする機会はきわめて少ない。 とりわけ近年、無臭であることが是とされて、消臭グッズが売れている…。 こうした現象の背景にある匂いの抑圧と、本能の抑圧・性の抑圧とのつながりを探ると、意外にも匂いと性...
[ 内容 ] 視覚、聴覚、味覚などに比べて、嗅覚については、論じられたり、教育されたりする機会はきわめて少ない。 とりわけ近年、無臭であることが是とされて、消臭グッズが売れている…。 こうした現象の背景にある匂いの抑圧と、本能の抑圧・性の抑圧とのつながりを探ると、意外にも匂いと性のただならぬ関係が浮かび上がり、人間特有の性の謎が見えてくる。 本書では、媚薬、フェロモンからブルセラ、ボンデージ、果ては人類の性進化までをも「匂い」を軸に縦横に論じていき、本能から解き放たれた「人間的」な性 ―エロスに訴える匂いとしての「エロモン」仮説を提議する。 [ 目次 ] 序章 異性のにおい 第1章 媚薬と香り 第2章 エロスの進化論 第3章 フェロモンからエロスへ 第4章 鼻とセックス 第5章 匂いに感じる人々 終章 匂いのエロティシズム [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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別段読みづらくもなく。一気に読みました。 自分があんまり興味持てない部分もあったけど麝香について深く追求した所は面白かったです。
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著者はフランス文学専修のパフューマー(調香師)。参考文献リストも学術的にすごい量。カヴァーには、「本書では、ブルセラ、ボンデージ、果ては人類の性進化までをも「匂い」を軸に縦横に論じていき、本能から解き放たれた「人間的な」性―エロスに訴える匂いとしての「エロモン」仮説を提議する。」...
著者はフランス文学専修のパフューマー(調香師)。参考文献リストも学術的にすごい量。カヴァーには、「本書では、ブルセラ、ボンデージ、果ては人類の性進化までをも「匂い」を軸に縦横に論じていき、本能から解き放たれた「人間的な」性―エロスに訴える匂いとしての「エロモン」仮説を提議する。」と。科学的・化学的かつ文化的「匂い」論と言っていいのではないでしょうか。ご参考のため、以下、目次を。序 章 異性のにおい第1章 媚薬と香り第2章 エロスの進化論第3章 フェロモンからエロスへ第4章 鼻とセックス第5章 匂いに感じる人々第6章 匂いのエロティシズム私の感想としては……。じゅうぶん面白いと思ったから手元に残しているのだけど、ちょっとドキリとしたり羞しかったりするところもあって(もちろん誰も見ていないので赤面するほどのことでもないのですが)……。鼻は大事です。匂いの好き嫌いも大事です。私は、誰かのためではなく、自分自身が心地よくなるための「ほのかな香り」を纏うのが好きですが(それが好きなオスだけ、寄っといで!!?)。再度、科学的・化学的かつ文化的な本です。
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フェロモンを超えるエロモン 人々を引きつけてやまない誘惑の香り 人々は本当に嗅覚を失ってしまったのか? セクシーな香りとははたして何か?
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