blue 新装版 の商品レビュー

魚喃キリコ(著者)

2018/06/27

メントスが食べたくなる

…

あたしたちは きっとすごく純粋で
それだけなんだ
それで汚いことをしてしまっても
本当にそれが いけないことなのかな

2013/12/01

十代のオンナのコって、少なからず
こういう心理状況になることってあると思う。

loveでもlikeでもない「好き」。
淡白なのに、なんでこんなに心理描写が鮮やかなのだろう。

2013/09/23

映画を観た後に。魚喃さんの世界観にはまった。この漫画の舞台になった海の近くに住んでいるのだけれど、それとは別の既視感というか、経験しなかったけれどしたかもしれなかった過去の記憶をぐらぐらゆさぶられた。大好きな本。

2013/02/22

10代の女子高という空間で芽生えた恋。
時に痛いくらいの透明感を秘めた空気感を演出するのが上手いと思った。
変わりゆく残酷な時に引き裂かれる距離が終わりを告げても。
確かに二人でいた、少ないこの時を感情を忘れてしまいたくない。

2012/08/15

女子高生の本当に日常的な生活だと思います。男性が読んでも「なにがおもろいの？」といった内容だと思います。起伏のない物語ですが、青春時代を自然と思い出してしまう、そんなお話。

2012/04/27

憧れは恋にも似ているから
その感情は揺れて揺れて仕方ないから
とくに思春期の女の子だから

遠藤みたいにかっこいい女の子にも
渡辺みたいに自分に素直な女の子にも
なりたかったけどなれなかった、桐子に共感する人は多いと思う。
１度読んで名作だなと素直に感じた。

2012/02/16

その感情がいったい恋なのか友情なのか
よくわからない、けれど、ただ他の子と仲良くしないで。

っていう経験をしたことがある女の子は
意外と多いように思う。
思春期真っ盛りの学生時代、仲のいい女友達に、憧れの先輩に
友情をいきすぎたような気持ちを抱いたことはないだろうか。

ない、と言い切れる人もこれを読むとやっぱりあったかも
なんて思ってしまうのでは。
あの時期、ほんの一瞬の時間の中でしか味わえなかった
優しく柔らかく甘く繊細で、本当は切なく痛々しい空気をもう一度漫画のなかで味わって欲しい。

2012/01/20

桐嶋が水内くんと再開して
ほんの少ししかない場面だけど、そのやりとりが すごく好きです。

水内くんみたいな人素敵

2011/11/07

百合というジャンルに、本格的にハマった作品。
魚喃キリコ先生の作品はこれの他に「strawberry shortcakes」を読んでいて、
それが面白かったので、この作者さんの百合ってどんなのだろうと好奇心で購入してみたら大当たり。

ストーリーに大きなどんでん返しや、度肝を抜くような展開はない。
画力はすごいけど、文字と横顔しか描かれていないような、ほとんど真っ白なページもある。
画風も独特で、全体的に抽象的。
ただ淡々と、二人の女子高生が出会って別れるまでを描いている作品です。

読む人によっておそらく感想は分かれるし、とにかく「普通の漫画」として評価することが難しい作品だと思います。
とりあえず私は一生好き。

2011/07/18

空気感があるなぁ・・・・と思った。
冬の冷たいけど澄んだ空気を吸ってる気分だった

映画みたいな漫画というか。