つきのゆうえんち の商品レビュー

のぞえ咲(著者)

2022/09/20

ざる屋やちんどん屋、ノスタルジー溢れる町並みに一気に時代が遡る。
お母さんの帰りを待つななよちゃんの前に現れたのは、幻想的な月の遊園地。黄昏時にキラキラ煌めくメリーゴーランドに観覧車、ジェットコースターは昼間と違ってファンタジックな魅力全開。
一度目の読み聞かせは狐につままれたような夢心地。くり返し読んでみるとあちらこちらに伏線を発見。扉絵からもうお話は始まっていたんだなぁ。後からしみじみ。桃祭りの神さまたちが見せてくれた「きょうは とくべつ」の甘い夢。
4歳10ヶ月の息子はちんどん屋さんにきょとんw

2013/01/15

　学校の帰り道、さっちゃんと遊ぶ約束をするななよ。荷物を置きに急いでお家に帰ります。お母さんはお仕事かな？ちょっぴり寂しいけれど、おやつを食べてさっちゃん家へ。するとさっちゃんはお家のお手伝いで遊べないんだって。つまんないの。しかたがないので向こうからやってくるちんどん屋さんに着いて行け！
　着いた先は遊園地。いつの間にかお母さんがいて一緒に楽しく遊んでいると…あれ？いつもの商店街に戻ってる。不思議不思議。今日は特別、特別なの。