梅安針供養 新装版 の商品レビュー
池田四千石、家督争いの渦中に梅安の仕掛針が。仕掛人・藤枝梅安シリーズ初の長編。池波正太郎 著「梅安針供養」シリーズ(四)、2001.6発行。
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彦さん宅から出て石浜神明宮の辺りで血みどろの若侍と行き会ってしまった梅安。当然、捨て置けぬことになったのが、長編となる本巻の幕開けである。そして、大身旗本のお家騒動と三百両の仕掛けが重なるのは、このシリーズの定番とも言える流れだ。さらに大坂・白子屋も梅安殺害に動き出す。なんとも大...
彦さん宅から出て石浜神明宮の辺りで血みどろの若侍と行き会ってしまった梅安。当然、捨て置けぬことになったのが、長編となる本巻の幕開けである。そして、大身旗本のお家騒動と三百両の仕掛けが重なるのは、このシリーズの定番とも言える流れだ。さらに大坂・白子屋も梅安殺害に動き出す。なんとも大風呂敷を広げるように事象が連結・拡大していくが、さすが大御所。風呂敷の畳み方が巧い!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
梅安さんに仕掛けの手が。 白子屋さんとの今後の対決が楽しみです。 今回の仕掛け人、関根さんがあれれ?という感じの最期でしたが、それもまた話の進め方の妙なのでしょう。 長編でも面白さに変わりありません。梅安さんたち3人の結束が好ましいです。
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梅安シリーズ 梅安シリーズは3大シリーズ中 私が一番最初に読んだものなので 思い入れありますね 3大シリーズ中では もっとも影のある シブいシリーズだと思います 通好みな感じかな^^
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シリーズ初の長編。鬼平犯科帳にも出てくる白子屋菊右衛門と梅安の関係に変化が…短編も良いですが、じっくりと読める長編も良いですね。
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梅安シリーズ初の長編。助けた若侍にまつわるお家騒動。香具師の亀右衛門からの仕掛けの依頼、梅安の連れの小杉十五郎に迫る牛堀道場絡みの追手、さらに大阪の顔役白子屋菊右衛からの刺客が絡み合う。11.7.3
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上方(大阪・京都)の香具師の元締めがついに動いた!! 依頼の仕掛け、拾った侍、白子屋の手先と入り乱れる人間関係図。梅安、彦次郎、小杉は立ち上がる。 仕事と人助けと自分たちの安全。どれをとっても仕掛け人という闇からは抜け出せないらしい。 それでもがんばれ!と声を大にして応援したくな...
上方(大阪・京都)の香具師の元締めがついに動いた!! 依頼の仕掛け、拾った侍、白子屋の手先と入り乱れる人間関係図。梅安、彦次郎、小杉は立ち上がる。 仕事と人助けと自分たちの安全。どれをとっても仕掛け人という闇からは抜け出せないらしい。 それでもがんばれ!と声を大にして応援したくなるのは彼らが気持ちよく生きているからです。
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