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殺しの四人 新装版 の商品レビュー

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67件のお客様レビュー

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 お金を貰いはらせぬ…

 お金を貰いはらせぬ恨みをはらす仕掛人。血生臭い場面も沢山出てきますが、食通の作者だけに食事や料理のシーンが実にリアルに描かれています。大根の煮物がやたらと食べたくなりました。

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いつも死と背中合わせ…

いつも死と背中合わせの仕掛人。梅安が繰り返し「いつ殺されてもおかしくない」と言っているところが悲しくなります。

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仕掛人シリーズの第1…

仕掛人シリーズの第1作。テレビや映画の必殺仕事人・中村主水はよく知っているけど、原作を読むのははじめて。最初の2編ぐらいは単なる殺人請負人という形だけど、後半になるに従ってテレビで見た必殺シリーズのような仲間と組んでの仕事や、殺人依頼の裏側にもう1つのドラマがあるような展開を示し...

仕掛人シリーズの第1作。テレビや映画の必殺仕事人・中村主水はよく知っているけど、原作を読むのははじめて。最初の2編ぐらいは単なる殺人請負人という形だけど、後半になるに従ってテレビで見た必殺シリーズのような仲間と組んでの仕事や、殺人依頼の裏側にもう1つのドラマがあるような展開を示した。中村主水は出てこないけれども、これは必殺シリーズの原作だとすぐに分かる。また、池波正太郎の作品に良くあるように、この作品にも美味しそうな食事がたくさん出てくる。仕事帰りのお腹が空

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「鬼平犯科帳」「剣客…

「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並ぶシリーズ。これが一番好きかな~。アウトローな感じが素敵。

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『鬼平犯科帳』『剣客…

『鬼平犯科帳』『剣客商売』と並ぶ池波正太郎の人気シリーズ。いわゆる殺し屋物です。

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三大シリーズの一つで…

三大シリーズの一つである「仕掛人・藤枝梅安」は、妹を殺すという衝撃的な「おんなごろし」という話から始まる。

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レイプ詐称女性やレイ…

レイプ詐称女性やレイプした男を好きになる女性が頻出する池波作品。個人的に苦手ですが、好きな方はどうぞ。

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2023/12/05

梅安と相棒のような彦次郎。  この二人の関係もなかなかいいし、人情を全面に出さずに、隠れた人情を感じます。 そして、本を読んでいてある意味納得、感心したことがあります。 それは、何かの分野でプロになる人は、何をやっても極める。ということです。 梅安は鍼医者として名医。彦も楊枝づ...

梅安と相棒のような彦次郎。  この二人の関係もなかなかいいし、人情を全面に出さずに、隠れた人情を感じます。 そして、本を読んでいてある意味納得、感心したことがあります。 それは、何かの分野でプロになる人は、何をやっても極める。ということです。 梅安は鍼医者として名医。彦も楊枝づくりの腕は天下一品。 何故だろう。そして私は考えた。 池波正太郎の鬼平で出てくる“いそぎ働きをしない”昔気質の盗人は、おつとめに時間をかけ、その合間に別の仕事をしていることが常。 別の仕事とはいえ、かなりの腕前であることが多く、梅安たちと同じです。 つまり、習得する持続力、忍耐力、気働きそういったものが養われダークな分野でもプロ中のプロになるのでしょう。 梅安って意外と若いのね。言動行動がちょっと落ち着きすぎ? そんなことを思った本でした。

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2023/11/20

2023.11.20 藤枝梅安シリーズは初めて読んだ。 改めて池波先生の小説の読みやすさを痛感する。藤枝梅安シリーズに限らないが、池波小説の描写の評価できる部分のひとつとして季節、天候の描写が自然な形でおりこまれていることをこの年になって読むから感じている。 食べ物、食事のシーン...

2023.11.20 藤枝梅安シリーズは初めて読んだ。 改めて池波先生の小説の読みやすさを痛感する。藤枝梅安シリーズに限らないが、池波小説の描写の評価できる部分のひとつとして季節、天候の描写が自然な形でおりこまれていることをこの年になって読むから感じている。 食べ物、食事のシーンの巧みさについてはよく触れられるが、天候も含め、「生き生きとした」表現として2023年の今でも学ぶこと多い。

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2023/10/04

池波正太郎さんの、作品を勧められて、読みました。 面白いです。 梅安と彦次郎のバディものです。 「殺し屋」ではあるのですが、それでも温かみがあります。 梅安自身、鍼医者でありながら殺し屋でもあることに、悩んだり、迷ったりでも、辞めることも出来ない。 そんな梅安を、支えるおもんさん...

池波正太郎さんの、作品を勧められて、読みました。 面白いです。 梅安と彦次郎のバディものです。 「殺し屋」ではあるのですが、それでも温かみがあります。 梅安自身、鍼医者でありながら殺し屋でもあることに、悩んだり、迷ったりでも、辞めることも出来ない。 そんな梅安を、支えるおもんさんとの、恋模様もキュンキュンします(笑) 2巻、3巻サクサクいけちゃいます。 池波正太郎さんの、作品、もっともっと読んでみたくなりました!

Posted byブクログ