曹操(下) の商品レビュー

陳舜臣(著者)

曹操の物語。曹操の生…

[文庫ＯＦＦ]

曹操の物語。曹操の生涯をがわかります。将たる器とは?

まあ、三国志が好きな…

[文庫ＯＦＦ]

まあ、三国志が好きな人なら、目を通しても良いと思います。多分に相性の問題だと思いますが、あんまり引き込まれませんでした。

2023/12/25

私の「三国志」推し・曹操の物語後編です。父を殺された衝撃からの蛮行(正史にも書いてある)で始まり、ほぼ後漢を乗っ取っておいて、「周の文王でいいや」と呟いて世を去るまで。サブタイトルどおり、魏の太祖より、曹一族のゴッドファーザーという感じの語りでした。紅珠の存在がその孤独感を和らげています。続きは「曹操残夢」にて…。

2011/08/30

なんか尻すぼみでおわったな。
陳さんの詩から曹操のなりを掘り下げていく
アプローチはエビデンスありきで
素晴らしいと思いますが。。

2009/10/04

『秘本三国志』の著者・陳舜臣先生が、曹操の生涯を描いた傑作。子の曹丕や曹植らとの関係など、曹操一族にまつわるエピソードも豊富に取り上げられている。「人間」曹操の姿をぜひ読んでみて欲しい。

2009/10/07

徐州の虐殺や継嗣問題など、曹操の心理描写が多く出そうな場面に大幅に紙面が割かれています。
その分戦などの描写は極僅かで、曹操とやり取りをする人物も創作の人物がほとんどです。
曹操の息子達に関する捉え方が中々興味深くはありましたが、三国志好きとしては少々物足りなさを感じます。（2009年6月25日読了）

2009/10/04

血なまぐさい三国時代、曹操の次の世など、
とても興味深く、
それまで蜀派だったけれど、俄然、曹操の人を見る目に惹きつけられた。

2009/10/04

老いて年を重ねる毎に酷くなる持病に苛まれ乍らも尚、彼の頭脳は衰えない。
相変わらずの統率力で自軍を導いた。
そんな彼の父としての、また君主としての姿を見乍ら育った彼の子息達。
壮絶な相続争いが起こり、次代の王位をもぎ取ったのは曹操が最も嫌っていた曹丕であった。
曹操は、彼・曹丕の外見のみならず思想や思考回路、内面までもがそっくり己と似通った曹丕を快く思っていなかった。
また、曹丕自身も自分が父から良く思われていない事を知っていた。
やがて悪化した病に倒れ床に伏し息を引き取った曹操。
次代の魏の君主を託された彼は何を思うのか。