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鬼平犯科帳 新装版(10) の商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2018/02/14

早かったな。 有能すぎたのか。 人情は身を助け、また人情は身を滅ぼす。 人と人との世の中だものね。

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2017/09/05

人というものは弱いものだ。命の儚さもそうだが、義理(犬神の権三)や人情(むかしなじみ)にほだされて道を誤ってしまう。平蔵が見出して密偵となった二人の明暗。「消えた男」の最期も悲しいものがある。それらとは趣向が変った「追跡」が面白い。盗賊を追う平蔵~平蔵を追う剣客という構図が、まる...

人というものは弱いものだ。命の儚さもそうだが、義理(犬神の権三)や人情(むかしなじみ)にほだされて道を誤ってしまう。平蔵が見出して密偵となった二人の明暗。「消えた男」の最期も悲しいものがある。それらとは趣向が変った「追跡」が面白い。盗賊を追う平蔵~平蔵を追う剣客という構図が、まるでコントのようにくるくると回り畳みかける。まさか狂剣客が振り回した刀の犠牲になったのが……の落ちには笑った。

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2017/03/12

鬼平犯科帳 10巻。 あっという間の10巻目。 今回は、切ない物語が多い。 「犬神の権三」の雨引の文五郎、「五月雨坊主」の善達、「消えた男」の高松繁太郎。。。 そして、彦十も、お熊も、平蔵さんをとりまく人たちは、みんな、情に熱い。 類は友を呼ぶ。というところか。 (友ではない...

鬼平犯科帳 10巻。 あっという間の10巻目。 今回は、切ない物語が多い。 「犬神の権三」の雨引の文五郎、「五月雨坊主」の善達、「消えた男」の高松繁太郎。。。 そして、彦十も、お熊も、平蔵さんをとりまく人たちは、みんな、情に熱い。 類は友を呼ぶ。というところか。 (友ではないけれど。。)

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2016/11/07

「犬神の権三」、「蛙の長助」」、「追跡」、「五月雨坊主」、「むかしなじみ」、「消えた男」、「お熊と茂平」の七話収録。なかでも、「むかしなじみ」では、相模の彦十が古くからの知り合いだった盗賊の網虫の久六から盗みを持ち掛けられ・・・。

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2015/04/24

蛙の長介 平蔵に心づけを与える元盗人。 消えた男 堀帯刀時代にひきこみの女と駆け落ちした元盗賊改同心

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2013/06/03

1巻から読み始めて、気付いたらもう10巻。 今回収録されている話は、 「犬神の権三」、「蛙の長助」、「追跡」、「五月雨坊主」、「むかしなじみ」、「消えた男」、「お熊と茂平」の七篇。 このうち二篇で、平蔵の密偵になった者が死んでいる。レギュラーの密偵になるのは難しいようだ。 個人的...

1巻から読み始めて、気付いたらもう10巻。 今回収録されている話は、 「犬神の権三」、「蛙の長助」、「追跡」、「五月雨坊主」、「むかしなじみ」、「消えた男」、「お熊と茂平」の七篇。 このうち二篇で、平蔵の密偵になった者が死んでいる。レギュラーの密偵になるのは難しいようだ。 個人的には、雨引の文五郎はもう少し活躍してほしかった。 「蛙の長助」にて、長助が「生きているうち、せめて飲み食いだけは好きにしたい」と願う一節がある。これは結構大事なことだと思った。現代は様々なモノであふれている。コレクターやマニア向けのアイテムも山のように存在し、その購入と維持に大金をつぎ込んでいる。これにより、文化水準が向上、ないしは維持されるという面もあるだろう。しかし、所有者が亡くなった時、棺桶に入れられるものは知れているし、その意思を継ぐ者がいなければ、せっかく蒐集したモノもバラバラになってしまう。だから、これは考えようだが、あまりモノに執着しすぎず、美味しいものを食し、日々充実させた方がいいのかもしれない、と思ったりした。ある程度の年齢になると、残りの食事回数を意識するようにもなるのかもしれない。 読んでいて我ながらしょうもないことを、と思ってしまったこと。「むかしなじみ」に登場する彦十の昔馴染みの盗人「網虫の久六」について、その人物描写を読んでいたら、ベニー松山著『小説ウィザードリィ』に登場するホビットの忍者“ハ・キム”を思い出した。子どものような矮躯で、身軽だという久六。足の裏に毛が生えていたら、間違いなくホビットだ。

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2012/10/27

20121027 今回は密偵のドラマが印象的。登場メンバーが多いので話しもいろいろなパターンが組めるようだ。

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2011/10/22

鬼平ワールドは何処を読んでも面白い。もう、盗賊たち沢山いすぎてうろ覚えだったりもするんだけど、良いんだよね。 なかなかしっとり良いです。

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2010/03/26

9巻のトーンとは変わって、また前と似た雰囲気。今回はおまさ&五郎蔵が活躍する話が多かった気が(お気に入り?)。安定して面白いし、話は似た展開だったりするのに、飽きないってすごい。

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2009/10/04

ホームステイしていた家になぜかあった本。あまりに暇で読んだところ、日本に帰ってきて1巻から集め始めるほどはまりました。食べ物の描写がおいしそうで好きです。

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