預言者ピッピ(1) の商品レビュー
前評判に違わず凄い漫画だ。絵柄は自分の好みじゃないけど、それでもグイグイ引き込まれた。 惜しむらくは続編がまだ出ていないこと。 早く読みたいな?2巻
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ピッピという高性能預言者ロボットの中にひとつの人格が形成されたことによって、彼は自我を持ってしまった。未来を知るということは果たして人間にどのような影響を及ぼすのか。 自分の中の人格(タケオ)と会話することによってピッピは疑問を持つことを覚えます。ならば人間とロボットの違いとは、...
ピッピという高性能預言者ロボットの中にひとつの人格が形成されたことによって、彼は自我を持ってしまった。未来を知るということは果たして人間にどのような影響を及ぼすのか。 自分の中の人格(タケオ)と会話することによってピッピは疑問を持つことを覚えます。ならば人間とロボットの違いとは、「なんで?」と問うこと、この一点なのかもしれない。 『プルートゥ』思い出した。2巻も読みます。
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なるほど。 始めのほのぼの感が逆に怖かったけど、最後はそんな風になるのかぁ。 とりま、刊行ペースが気になるけど、気長に待つしかないのか…。
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未来を正確に把握したい人間の欲求と、それが満たされてしまった時に人間は恐ろしい未来を迎えることになるのでは、というそんな逆説。またそれを描き出すのが子どもの形をしたピッピというところに、薄ら寒さを感じる。
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とても深いSF。哲学的。原題が「兆し」ってところからしてシビれる。元々ギャグ畑の人が、こんな方向に吹っ飛んで行って、しかも傑作をものにするだなんて、寡聞にして聞いた事がない。本当に惜しむらくは極めて単行本の発刊ペースが遅いこと。完結させてくれよ、頼むから。
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絵はあまり好きなタイプの絵ではないけど 話は 続きが気になる感じで どんどん読めた。 いろんな膨大なデータから予測したらその的中率があがり、 100%あたるといわれるスーパーコンピューターのピッピ。 預言者は、神のことばを預かって伝える人で 、 予言者とは違うってことをどこかで読んだけど ピッピが「預言者」ってついているのは そちらの意味なんだね。 地震予測のみから制限解除され 貪欲に学んで。 人類の進化か滅亡か。 2巻気になるなぁ。 そして ピッピの頭の渦巻きも気になるけど 表紙と タミオの絵にある 渦巻き貝も気になる。。
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これは久々にわくわくが止まらなかった漫画。 特に最後のページはショッキングだ。 諸手を挙げてお勧めしたい。
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批評家の佐々木敦さんが某ラジオ番組でレコメンドしていたので、手にとってみたらびっくり! 絵柄に反してとても色々とかんがえさせるSFです!! 主人公のピッピは、地震予知のために作られたスーパーコンピュータ。はずすことは全くなく、多くの人を未然に地震から救っていました。 この百発百中の的中率を、ピッピの生みの親の息子(人間だよ☆)のタミオくんが「ピッピの言ったことは全部その通りになる」と言うのですが、これがまた興味深い!まさか伏線だったとは! そして、ほどなくしてピッピに制限されていた、地震予知以外の情報もインプットすることになり、人類の未来まで全て計算できるようになってしまう! もうほんと、絶望が深いよね☆ だって、自分の将来が完全に計算されて分かったら、ニートになっちゃう人がすごく増えそうじゃない!! ま、ニートになる将来は自分で容易に計算できちゃうけどね\(^o^)/ とにかくとにかく、情報技術について色々と考えちゃった作品です! 伝えきれないんですが、実はとっても切なくて、少し(いや、かなり)不気味な読み応えです。続きが気になりますよ~。 女子の私が読んでも楽しめるSFでしたよ! 攻殻機動隊とか好きな人にもオススメです☆
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2巻が読みたいマンガの第一位をずっと占めていた預言者ピッピの二巻がいつの間にか出てたんですよ!パパと踊ろうの地下沢さんの第一巻を、二巻をアマゾンが運んでくれる前に再読。忘れてたんで衝撃!面白い。そして小学5年生の息子も大好きみたい。彼はいろいろと良いマンガを読んでるよな。ワイルド...
2巻が読みたいマンガの第一位をずっと占めていた預言者ピッピの二巻がいつの間にか出てたんですよ!パパと踊ろうの地下沢さんの第一巻を、二巻をアマゾンが運んでくれる前に再読。忘れてたんで衝撃!面白い。そして小学5年生の息子も大好きみたい。彼はいろいろと良いマンガを読んでるよな。ワイルドマウンテンとか。
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未来の出来事をなんでも予想できる機械が、「未来はこうあってほしい」という願いを持ち始めたとき、その機械が人々に与える予想は、本当に予想でいられるのだろうか? 読者が本当に戦慄すべきは、猿が言葉を持った瞬間ではなく、ピッピが卵に翼を生えさせるイメージを持った瞬間だと思う。
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