いいことってどんなこと の商品レビュー
神沢利子さんが実際に故郷の樺太で体験したお話。 子どもの頃、いちめんの雪の原へフクジュソウを採りに行き、深い雪の下にさぐりあてた金色の花を見た時の心のふるえ。それは60年たっても変わらず、鮮やかに心の中にあるそうだ。(いいことってどんなこと 折り込みふろくの言葉より) 私の住む...
神沢利子さんが実際に故郷の樺太で体験したお話。 子どもの頃、いちめんの雪の原へフクジュソウを採りに行き、深い雪の下にさぐりあてた金色の花を見た時の心のふるえ。それは60年たっても変わらず、鮮やかに心の中にあるそうだ。(いいことってどんなこと 折り込みふろくの言葉より) 私の住む町には雪はめったにふらないけれど、 子どもと散歩をしていると、自然の美しさを感じる。 きれいな夕日も見れる。鳥もやってくる。 こどもが見つける。そばにいる大人は普段あまり気付くことがない、美しいもの。 大人になっても覚えているような心ふるえる体験ではないかもしれないが、子どもの幼いころの体験は大切にしたい。 そう思う。
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読んであげるなら 3歳から 1人読みするなら 小学校初級むき 絵が独特。 擬音語多め。 川や風、リスや小鳥たちがそれぞれ歌っていて、1人の子どもがどうしてうれしいのと聞き、誰も教えてくれなかったけど雪の中から花を見つけ、いいこと見つけた!となる話
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好き嫌いは分かれるかもしれないが、私は片山健さんの絵が好き。 タイトルで想像した内容とは全く違っていたけれど、春が近づくこの季節にピッタリな絵本。
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かたやまけんさんの描く子どもは圧倒的にひとりの時間を楽しんでいる。ひとりの時間が子どもを豊かにするんだなあと改めて気づかされる。ひとりで過ごしそこで感じ得るもの。大事なのは答えや結果じゃなく、そうやって過ごした時間そのもの。
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いいことを伝えてくれる川や木の声が工夫されていて、声に出して読むならどう読むか、工夫のしどころだなーと、ちょっと楽しくなりました。小さな小さな春をみつけた女の子の喜びはとても大きくて、その感動がこちらにまでよく伝わってきます。絵と文章がよく合っています。
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勝手にパンチのきいた話を想像してしまってたので、勝手に拍子抜けした。 お話は場面が次々と流れるように移り変わっていって魅力的。このかわいくない女の子がまた、等身大で、いい…。
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軒のしずくや、小鳥さん、風やリスたち、みんないいことを見つけて楽しそうに笑っている。 わたしにもいいこと教えてよ! ちょっぴりすねていた女の子、とうとう見つけたよ、 とびっきりのいいこと・・・ 厳しい冬を耐えて、深い雪の中でもちゃんととめぐりくる季節に備えているんだね。 自然の偉大な力、感動です。 平成26年3月4日 2年3組
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春のはじめに読むのにぴったりの絵本だった。音の表現がすてきで、絵本を読んでから、雪解けの様子を見に行きたい。
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ちょうど、玄関にふきのとうとふくじゅそうがあったので 読み聞かせ。 みんな福寿草しらないのね。
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溶けた雪のしずく、小鳥、川、風、りす・・・ みんな嬉しそうに歌ってる。 「いいこと」ってどんなこと? 冬から春へと季節の移りゆくころ、 わたしが「いいこと」を見つけるまでのお話。
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