チンギス・ハーンの一族(4) の商品レビュー
4巻読了。フビライが倒れるまで。その後は簡潔に歴史をなぞる。チンギスハーンがモンゴル帝国を興し、フビライは元を興した、と言うのが正しい理解の仕方だったんだな。しかしモンゴル人酒飲み過ぎ。みんな短命だな。その中でフビライは長生きした。中国を取り込むって本当にすごいことなんだと改めて...
4巻読了。フビライが倒れるまで。その後は簡潔に歴史をなぞる。チンギスハーンがモンゴル帝国を興し、フビライは元を興した、と言うのが正しい理解の仕方だったんだな。しかしモンゴル人酒飲み過ぎ。みんな短命だな。その中でフビライは長生きした。中国を取り込むって本当にすごいことなんだと改めて認識。しかし中国もそうだけどイスラムについても独自の文化を色濃く持っていると人間がそれに浸かってしまうからまた大きな形で帝国を維持するのはもはや不可能というか。文化の浸透力ってすごいな。しかもこの時代は通信とか発達していないから尚更だな。しかしモンゴルの歴史に果たした役割はすごいよな。西に東に大帝国を築いていたから人や文化の往来がすごい。その後の大航海時代もそうなんだろうけど、その前にモンゴルが内陸で繋げていたんだな。高麗とモンゴル、日本との関係も興味深かった。奴隷が国王になって国を作っていく様とか深く掘り下げて読んでいきたい題材ももらえて良かった。
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取り合えず、もらすことなく歴史の出来事を書き連ねるとこうなる、良い見本である。振り返ると『小説十八史略』もそうだった。そこに著者の伝えたいものはなんだったのかと、探りをりれなければ分からないほどに薄味であった。歴史愛読書としては物足りなく、小説として感動が伝わらない、実に中途半...
取り合えず、もらすことなく歴史の出来事を書き連ねるとこうなる、良い見本である。振り返ると『小説十八史略』もそうだった。そこに著者の伝えたいものはなんだったのかと、探りをりれなければ分からないほどに薄味であった。歴史愛読書としては物足りなく、小説として感動が伝わらない、実に中途半端な感じだ。
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