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下り特急「富士」殺人事件 の商品レビュー

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2022/04/04

亡くなった西村京太郎さんを悼みつつ。(なぜこの本かって?友達にすすめられました) 刑務所から出た主人公。一緒に服役していて、主人公をかばって亡くなってしまった、命の恩人の遺品を知り合いに届けて欲しい。と、刑務官から遺品をたくされ、届けに行きますが、そう簡単に届けることができず...

亡くなった西村京太郎さんを悼みつつ。(なぜこの本かって?友達にすすめられました) 刑務所から出た主人公。一緒に服役していて、主人公をかばって亡くなってしまった、命の恩人の遺品を知り合いに届けて欲しい。と、刑務官から遺品をたくされ、届けに行きますが、そう簡単に届けることができず……。 まだJRが国鉄と呼ばれ、寝台特急が走っていた時代の話。 あ、携帯がないのか。とか、ホームでバンザイしていた時代なのかぁと、そんなことを思いつつ読みました。

Posted byブクログ

2012/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

元刑事の橋本が刑務所から出るときに、亡くなった人から頼まれた預かりものを届けに行く。 届け先が、なんだかあやしく心配になるが、同行する女性記者の親密さがよいかも。 昔,宮﨑は新婚旅行で有名だったので、あたかも新婚旅行かのよう。 推理小説としてはよくできているが、 民間人をまきこんでのおとり捜査のありようは問われるべきだろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

西村京太郎の鉄道推理小説では珍しく、十津川・亀井コンビが表に出てこない作品。 北海道から宮崎まで南下していく展開はダイナミックでついつい引き込まれます。 自分は推理小説を読むとついアラ探しをしてしまう悪癖がありますが、今作であまり気にならないのは橋本と青木の活躍が生き生きしている...

西村京太郎の鉄道推理小説では珍しく、十津川・亀井コンビが表に出てこない作品。 北海道から宮崎まで南下していく展開はダイナミックでついつい引き込まれます。 自分は推理小説を読むとついアラ探しをしてしまう悪癖がありますが、今作であまり気にならないのは橋本と青木の活躍が生き生きしているから。 雑誌記者としてどこへでも出かける積極性、度胸の良さ、頭の回転の速さ。そんな才色兼備の女性に網走まで迎えに来られては…ね。 全くもう、お幸せに! 最近の作品は全く読んでいないのですが、なんと橋本が准レギュラーになっているとか。うぅぅ、読んでみたいようなイメージが壊れるのが怖いような。

Posted byブクログ

2009/10/04

西村京太郎作「北帰行殺人事件」の後のストーリー。 まずは「北帰行殺人事件」を読んでから読むべし。 ≪評価≫ インパクト─B 本の厚さ─C 登場人物の濃さ─B 共感度─B 読後の成長性─A 話のスケール─B 笑い─E 暖かさ─A

Posted byブクログ