鬼平犯科帳 新装版(17) の商品レビュー
ある居酒屋の主人が消…
ある居酒屋の主人が消えた。しかし、その主人はさる旗本家のものだった。大きな謎に平蔵が挑む。
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長編二作目。平蔵と笹…
長編二作目。平蔵と笹やのお熊との会話は絶品。
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作品の中に描かれる情…
作品の中に描かれる情緒溢れる風情と、完結で読みやすい文体に誘われるまま、あっと言う間に読みきってしまいました
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長篇・鬼火。 およねや笹やのお熊、井関録之助あたりが活躍する。 伏線などもあり、前回の長篇のようにひたすら後をつけて見張るだけで終わらない。
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もと武士らしき男が営む『権兵衛酒屋』。その女房が斬られ、亭主は現場から姿を消す。謎を探る鬼平に兇刃が迫る。 ちょっとしたきっかけや何気ない出来事の記憶が、大事を未然に防ぐことができる。鬼平の大胆な推理と決断が、庶民の安寧を守った。登場人物も渋目のキャスティングで、大事件だけど落ち...
もと武士らしき男が営む『権兵衛酒屋』。その女房が斬られ、亭主は現場から姿を消す。謎を探る鬼平に兇刃が迫る。 ちょっとしたきっかけや何気ない出来事の記憶が、大事を未然に防ぐことができる。鬼平の大胆な推理と決断が、庶民の安寧を守った。登場人物も渋目のキャスティングで、大事件だけど落ち着いた雰囲気。
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池波正太郎 著「鬼平犯科帳 17 特別長編 鬼火」2000.11発行。「権兵衛酒屋」から始まります。「酒は五合まで」「肴は有り合わせ一品のみ」の張り紙、なかなかの店ですw。この酒場も盗賊の巣か? この作品で最も印象に残ったのは、酒場の女将、傷ついたお浜が何も語らず、(作品の丁度...
池波正太郎 著「鬼平犯科帳 17 特別長編 鬼火」2000.11発行。「権兵衛酒屋」から始まります。「酒は五合まで」「肴は有り合わせ一品のみ」の張り紙、なかなかの店ですw。この酒場も盗賊の巣か? この作品で最も印象に残ったのは、酒場の女将、傷ついたお浜が何も語らず、(作品の丁度真ん中あたりで)見張り役・島田の隙をついて小刀を奪い自害したシーンです。
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鬼平犯科帳 (17) 特別長篇「鬼火」。 無愛想な夫婦が営む「権兵衛酒屋」。その居酒屋が突如襲撃されてしまい、店の女房は斬られ、亭主はいずこかへ逐電しています。 居合わせた鬼平さんが捜査にあたりますが、捜査の行く先々で狙われたり事情を知る人が殺されてしまいます。 さらに残虐な...
鬼平犯科帳 (17) 特別長篇「鬼火」。 無愛想な夫婦が営む「権兵衛酒屋」。その居酒屋が突如襲撃されてしまい、店の女房は斬られ、亭主はいずこかへ逐電しています。 居合わせた鬼平さんが捜査にあたりますが、捜査の行く先々で狙われたり事情を知る人が殺されてしまいます。 さらに残虐な押し込み強盗まで発生し、またまた火盗改方に厳しい闘いの日々が・・。 今回は、大身旗本の家事情が絡むだけあって、鬼平さんの上司・京極備前守様の理解と信頼が心強かったです。 前回の特別長編「雲竜剣」では、きちんと仕事をしていた忠吾さんでしたが、なぜか今回は鬼平さんに叱られるような言動ばかりしていました。なかなか成長しないところが彼らしいです。 活躍というか、頑張っていたのは鬼平さんの旧友でもある井関さんと、13巻「夜針の音松」にて、変な性癖で女性読者をドン引きさせていた(?)同心・松永弥四郎さんがよく働いていた印象です。 因みに今回登場した、浪人の高橋勇次郎さんは、なかなか愛嬌のあるキャラでしたので、今後の登場も期待します。
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鬼火 特別長編。平蔵がチョイと寄った『権兵衛酒屋』。酒屋の女房が斬られ、亭主が蓄電する。 探索を続ける平蔵も襲われてしまう。
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序盤は平蔵の判断が後手に回る印象。 重要かと思っていた繋がりがそうでもなかったり、思わぬ繋がりがあったり。 タイトル「鬼火」の理由は最後の最後で分かる。
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短編の平蔵さんはそうそうミスをしないのだけど、長編だとそれなりにミスをする。それがなんだか新鮮ですね。 そして兎さんはすっかり元に戻ってしまった様子で…。 井関さんもそうですが、初期に比べてそれぞれのキャラクターが生き生きと動いている気がします。
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