鬼平犯科帳 新装版(18) の商品レビュー
面白かったです。一気に読んでしまいました。でも、やっぱり、死んでしまうのですねぇ…。命がけとは分かっているのですが、そうやって何人も喪ってきた平蔵は、つらいだろうし、だからこそ深みがあるのだろうなぁと思った巻でした。 『俄か雨』『草雲雀』に出てくる細川峯太郎、なかなか面白いキャラ...
面白かったです。一気に読んでしまいました。でも、やっぱり、死んでしまうのですねぇ…。命がけとは分かっているのですが、そうやって何人も喪ってきた平蔵は、つらいだろうし、だからこそ深みがあるのだろうなぁと思った巻でした。 『俄か雨』『草雲雀』に出てくる細川峯太郎、なかなか面白いキャラのようで、これからが楽しみです。
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仁三郎が平蔵とお世話になった親分の狭間でなやみ、自害する一寸の虫。 人がどう思うか、人がやっているかどうかは別として、自分がやると決めたことが突き通してみようかと。
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密偵仁三郎、鬼平に打ち明けられなかったか・・・。無念。 おれの弟・・・。 最後は色々と問題あるだろうが、それでもこのラストに私は救われる。
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20130105 円熟、話しがドラマチックに思えて、メンバーの生き死にが重く感じられる。 20140414 仕事に疲れた時に読むと元気になる。どう生きるかが素直に感じられる。
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短編6つ。身近な密偵が死ぬ。「おれに弟」盗賊改方の棟梁があだ討ちで人を殺めてはいけない。12.1.30
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シリーズも18作目。今回は短編なので結論もすぐ出るのだが、少しずつ前作と絡んでいて、細切れの長編と言えなくもない。失敗続きの登場人物がとった意外な行動など、続き物としても読める。 最近は鬼平がビジネス書のような気がしてきています。鬼平は理想の上司か?それでも部下からあぶれも...
シリーズも18作目。今回は短編なので結論もすぐ出るのだが、少しずつ前作と絡んでいて、細切れの長編と言えなくもない。失敗続きの登場人物がとった意外な行動など、続き物としても読める。 最近は鬼平がビジネス書のような気がしてきています。鬼平は理想の上司か?それでも部下からあぶれものは出てしまうのか? 大体息子がだらしないのも、鬼平がすごすぎるからかもしれません。
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前作の長編「鬼火」の事件を追っている間の話。おまさと五郎蔵夫婦がそっちの事件に掛かりきりになっている期間なので、そのほかの今まではあまり目立ってなかった密偵とかの話があって、面白かったです。仁三郎は切なかったですが…。仁義とか義理とか忠誠とか、今の時代になかなかなくなってしまった...
前作の長編「鬼火」の事件を追っている間の話。おまさと五郎蔵夫婦がそっちの事件に掛かりきりになっている期間なので、そのほかの今まではあまり目立ってなかった密偵とかの話があって、面白かったです。仁三郎は切なかったですが…。仁義とか義理とか忠誠とか、今の時代になかなかなくなってしまったものが生きていた時代。単純に「昔はよかった」と儚んでいいものではないと思うんですが、それでも少し羨ましくなってしまうのは鬼平の魅力ってことなんでしょうか。
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兎忠さんが最近、めっきり一人前の同心らしくなってきたので、新しくボケ担当が登場したという感じ。 息子の辰蔵は兎忠さんタイプだけど同心ではないので、そう頻繁に出したり、事件に巻き込んだりするわけにもいかないからかなぁ。 下帯を懐紙3枚重ねで拾ってるのが面白い。
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切ないお話しが満載されています。 何で人生が掛け違ってしまうのか、わからない世の中。 その中で必死で行きていこうと足掻いている人々の、哀愁が漂う一冊です。 平蔵の弟分や密偵の仁三郎しかり、いい奴は早死にして悪い奴は長生きするって…いい奴は不器用だから長生きできないのか?? と思...
切ないお話しが満載されています。 何で人生が掛け違ってしまうのか、わからない世の中。 その中で必死で行きていこうと足掻いている人々の、哀愁が漂う一冊です。 平蔵の弟分や密偵の仁三郎しかり、いい奴は早死にして悪い奴は長生きするって…いい奴は不器用だから長生きできないのか?? と思ったりもする。
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