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鬼平犯科帳 新装版(4) の商品レビュー

4.2

31件のお客様レビュー

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息子の辰蔵の活躍?を…

息子の辰蔵の活躍?を描いた「霧の七郎」や、新たに平蔵をたすけるおまさが初登場する「血闘」、大滝の五郎蔵と舟形の宗平が初登場する「敵」など、これからの主要な登場人物の話が満載。

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盗人の頭領であった大…

盗人の頭領であった大滝の五郎蔵を密偵として迎え入れる「敵」。この後、密偵達のまとめ役となっていきます。

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2024/12/25

このシリーズは勧善懲悪というよりも、人情味のある長谷川平蔵の捌きと、大物悪党を捉える短編が絶妙な 塩梅で混ざっているところにあるように感じます。 おまさの頑なな生き方がいじらしい。

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2024/04/11

我らがミューズ、おまさが登場の巻。 【霧の七郎】見かけによらない凄い剣士が出る 【五年目の客】勘違い女に気づかぬ男 【密通】久栄さんの伯父ってサイテーね 【血闘】おまさ登場、大ピンチ 【あばたの新助】悪い女にひっかかる部下 【おみね徳次郎】二兎を追う者、一兎は得られた 【敵】五...

我らがミューズ、おまさが登場の巻。 【霧の七郎】見かけによらない凄い剣士が出る 【五年目の客】勘違い女に気づかぬ男 【密通】久栄さんの伯父ってサイテーね 【血闘】おまさ登場、大ピンチ 【あばたの新助】悪い女にひっかかる部下 【おみね徳次郎】二兎を追う者、一兎は得られた 【敵】五郎蔵、嵌められる 【夜鷹殺し】江戸の切り裂きジャック

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2021/04/06

1~4の中で一番おもしろかった! 読めば読むほど、平蔵さんに惚れる。 そして、盗賊の美学みたいなものにロマンを感じる。 全部の話、おもしろかったなぁ。 本編とは関係ないのだけど… 私が読んだものが、1986年の版だったからか、解説を書いている方が奥様に対してだけれど、 「女には...

1~4の中で一番おもしろかった! 読めば読むほど、平蔵さんに惚れる。 そして、盗賊の美学みたいなものにロマンを感じる。 全部の話、おもしろかったなぁ。 本編とは関係ないのだけど… 私が読んだものが、1986年の版だったからか、解説を書いている方が奥様に対してだけれど、 「女には「鬼平犯科帳」の真髄は理解不可能である。女なんぞに何がわかるか。」 と書いていて、少しイラっとした。 でも、時代が時代だった!!と思い直す。 そんな昔の日本もしみじみと感じる本でした。

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2020/04/12

鬼平犯科帳 (4) 諸事情により、4巻未読のまま、8巻まで読んでいたのですが、ようやく4巻を読めました。 密偵のおまさ、大滝の五郎蔵、舟形の宗平はこの巻から登場だったのですね。 特に、おまさの鬼平さんへの尽くしっぷりは、ある意味壮絶なものがあります。 鬼平さん率いる火付盗賊改...

鬼平犯科帳 (4) 諸事情により、4巻未読のまま、8巻まで読んでいたのですが、ようやく4巻を読めました。 密偵のおまさ、大滝の五郎蔵、舟形の宗平はこの巻から登場だったのですね。 特に、おまさの鬼平さんへの尽くしっぷりは、ある意味壮絶なものがあります。 鬼平さん率いる火付盗賊改方の検挙率(?)がずば抜けているのも、彼らのような有能で忠実な密偵達の活躍が大きいのだな・・。と思います。

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2019/06/11

血闘。平蔵の密偵となり働くおまさ。 平蔵が酒に溺れていたとき、昔かたぎの盗っ人の忠助と意気投合。そのときの少女おまさは、平蔵の為ならばと一身をかけていろいろな情報を平蔵にもたらす。 そこまでするのか、というおまさと、密偵のため、命をかけて救出する平蔵。二人の信頼性がよくわかる大好...

血闘。平蔵の密偵となり働くおまさ。 平蔵が酒に溺れていたとき、昔かたぎの盗っ人の忠助と意気投合。そのときの少女おまさは、平蔵の為ならばと一身をかけていろいろな情報を平蔵にもたらす。 そこまでするのか、というおまさと、密偵のため、命をかけて救出する平蔵。二人の信頼性がよくわかる大好きな一節。

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2018/09/15

霧の七郎 五年目の客 密通 血闘 あばたの新助 おみね徳次郎 敵 夜鷹殺し 「敵」大滝の五郎蔵と舟形の宗平が火盗改方の密偵に。 「夜鷹殺し」自分の身を省みないおまさが切ない。

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2017/12/16

おまささんはそれでいいのか。余りにもつらすぎないか。 助けられるまでに5回も凌辱されて、それでも平蔵さんが来てくれたことを心から喜んで。 心から尽くすおまささん。その命さえ投げ出す覚悟で。 つらすぎないか。彼女にとってそれが幸せなのだろうけれど。

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2017/11/25

冴えない浪人だった。 小男で醜男、だが滅法強かった。 長谷川平蔵の息子の辰蔵が出会った浪人に持ち込まれた殺しの依頼は…。  /霧の七郎 客の金を持ち出し逃げた女。 五年後、別の生活をしている女の前に現れた男の狙いは…  /五年目の客 平蔵の妻の叔父から持ち込まれた秘密の依頼。...

冴えない浪人だった。 小男で醜男、だが滅法強かった。 長谷川平蔵の息子の辰蔵が出会った浪人に持ち込まれた殺しの依頼は…。  /霧の七郎 客の金を持ち出し逃げた女。 五年後、別の生活をしている女の前に現れた男の狙いは…  /五年目の客 平蔵の妻の叔父から持ち込まれた秘密の依頼。 屋敷の男が金を持ち出し逃げ出したという。 屋敷を見張る平蔵の部下たち。  …という捜査物かと思ったら、一人の女を巡って三人の男の本性があらわになるというお話でした。  /密通 平蔵の女密偵おまさが捕えられた。 荒屋敷を見張る平蔵。 出てきた男、身のこなしに寸分の隙がない、相当の手練れどもだ。 おまさを救うため一人忍び込む平蔵。 この時代に寄る辺ない女が生きることの厳しさ、そして強靭さ。 …しかしやっぱり”そうなる”よなあ…orz  /血闘 平蔵の同心、佐々木新助は地味でよき家庭人だった。 だった、のだ。茶屋の女に骨抜きにされるまでは。 女は盗賊の一味。弱みを握られた新助は盗賊たちの手先となるしかなくなり…。  /あばたの新助 男と女の情愛駆け引き。 だが彼らはそれぞれ別の盗賊の一味だった。 相手の何を知るか、どこまで執着するか、そして相手を殺せるか…。 彼らの動きを捕えた平蔵の捕縛劇も絡みあう人間模様。  /おみね徳次郎 平蔵の朋友左馬之助は盗賊一味の隠し宿を見つける。 新たな波に押し流されそうになる老いた盗賊の張り通そうとした意地。  /敵 江戸の闇に蠢く辻斬り、無残に殺され遺棄される夜鷹の死体。 夜鷹殺しと捜査はおざなりになる。 しかし平蔵は動く。夜鷹の命だからと言って軽んじて良いものではない…  /夜鷹殺し 19世紀末あたりに倫敦あたりであった事件が元かな?

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