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鬼平犯科帳 新装版(4) の商品レビュー

4.2

34件のお客様レビュー

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息子の辰蔵の活躍?を…

息子の辰蔵の活躍?を描いた「霧の七郎」や、新たに平蔵をたすけるおまさが初登場する「血闘」、大滝の五郎蔵と舟形の宗平が初登場する「敵」など、これからの主要な登場人物の話が満載。

文庫OFF

盗人の頭領であった大…

盗人の頭領であった大滝の五郎蔵を密偵として迎え入れる「敵」。この後、密偵達のまとめ役となっていきます。

文庫OFF

2025/08/14

池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈4〉』を読みました。 池波正太郎の作品は先日読んだ『決定版 鬼平犯科帳〈3〉』以来ですね。 -----story------------- はっと、平蔵が舟の中へ身を伏せた。 荒屋敷の潜門がしずかに開き浪人風の男があらわれ、あたりに...

池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈4〉』を読みました。 池波正太郎の作品は先日読んだ『決定版 鬼平犯科帳〈3〉』以来ですね。 -----story------------- はっと、平蔵が舟の中へ身を伏せた。 荒屋敷の潜門がしずかに開き浪人風の男があらわれ、あたりに眼をくばっている。(これほどのやつがいたのか……)平蔵の全身をするどい緊張がつらぬいた。 ──密偵・おまさの窮地を救うため、ひとり敵地にのりこんだ平蔵の凄絶な剣技を描く「血闘」、のちの展開に大きな役目を果たすことになる、盗賊・大滝の五郎蔵が初登場の「敵」ほか、「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「夜鷹殺し」の全八篇。 ----------------------- 文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に1969年(昭和44年)10月号から1970年(昭和45年)6月号に連載された作品8篇を収録して1976年(昭和51年)に刊行された作品……実在の人物である火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳、鬼平犯科帳シリーズの第4作です。  ■霧の七郎  ■五年目の客  ■密通  ■血闘  ■あばたの新助  ■おみね徳次郎  ■敵  ■夜鷹殺し  ■解説 佐藤隆介 「おなつかしゅうござります」20余年ぶりに平蔵の前に現われ、「密偵になりたい」と申し出たおまさには、平蔵への淡い恋心と語りたがらぬ過去があった(「血闘」)……鬼平の凄絶な剣技に息を呑む本作ほか、「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「敵」「夜鷹殺し」の全8篇を収録。 テレビドラマでもお馴染みの鬼平犯科帳シリーズ……原作となる小説も面白いです! 本作品は 過去に男女関係となっていたふたり……そのことに気付かれたと思い不本意ながら音吉に抱かれるお吉と、そのことに気付かず愉しみながらお吉を抱く音吉、その認識のズレがふたりの関係に微妙な影を落とす『五年目の客』、 密偵となるおまさが初登場……おまさと平蔵のかつての恋心が交錯し、物語に深みが加わっている『血闘』、 実直で妻以外の女を知らなかった同心・佐々木新助……女に騙され、女に溺れ、墜ちていく男の悲哀を描いた『あばたの新助』、 夫婦ともに別な盗賊の下で活動している悪党なんだけど、徳次郎の方は妻・おみねの正体を知らないという夫婦関係がユーモア交じりに描かれ、おまさの活躍が見事な『おみね徳次郎』、 盗賊・大滝の五郎蔵が初登場……密偵になるまでを描く『敵』、 が印象的だったかな……連作短篇のカタチを取っており、1篇ずつでも愉しめるのですが、それぞれの短篇が繋がって大長篇としても読める構成なので、順番に読み進めると大河ドラマ的な愉しみがありますね。 第5作以降も順次、読んでいこうと思います。

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2025/03/21

①霧の七郎➡️辰蔵…倅事は頭が痛いね ②五年目の客➡️悪い事はせぬ事 ③密通➡️エッチビデオやん… ④血闘➡️おまさピンチ ⑤あばたの新助➡️ハニートラップ ⑥おみね徳次郎➡️Mr.&Mrs.スミス ⑦敵➡️五郎蔵登場 ⑧夜鷹殺し➡️将軍も夜鷹も同じ人間

Posted byブクログ

2024/12/25

このシリーズは勧善懲悪というよりも、人情味のある長谷川平蔵の捌きと、大物悪党を捉える短編が絶妙な 塩梅で混ざっているところにあるように感じます。 おまさの頑なな生き方がいじらしい。

Posted byブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

霧の七郎  人情話、になるのかな。一度は息子を狙おうとした人物すらも、許し息子の剣の師匠としてしまう。世のため人のために使うなら悪銭すらも見逃す。ここらへんの臨機応変さは時代やなぁと。 五年目の客  元売春婦お吉が過去の売春の発覚を恐れて殺してしまうって流れは今も昔も変わらんなぁと思う。音吉の方は何も気づいてないのに勝手に恐れて抱かれるところとかは何か皮肉めいたものを感じた。結局自分のことしか考えていない女ってことがありありとわかるというか。下手にお吉が引っ捕らえられるより、罪は不問にされたけど平蔵にぴしゃりと言われる方が爽快感があるのはどうしてだろう。 密通  やっぱり鬼平は人間関係にリアリティがある。人間関係だけは現代でもこんな事件が起こりそう、と思えてくる。自分の側近の妻を狙う社長、それに気づいた部下が側近の妻を連れて逃走したため、盗難事件をでっちあげて秘密裏に二人を始末しようとした、的な。 血闘  こういうドキドキハラハラがあってこその時代劇!さすがに平蔵が死ぬことはないとは思っていても緊張感がある、というより緊張感こめて読める自分の読解力が上がったということか。 あばたの新助  鬼平は時代劇故にこういう悲しい事件も起こる。人はあっさり死んじまうからねぇこの時代。まんまと美人局に引っ掛かった佐々木はずるずると悪の道へ、最後に何とか踏み留まるも死んでしまう。一線越えちまった奴の行く末は悲劇ってことかね。 おみね徳次郎  江戸の峰不二子みたいな奴が出てきたな。強かな女とでも言おうか。一回きりの登場なのが惜しいくらい。 敵  今風に言えばヤクザの抗争みたいなお話。五朗蔵が徐々に追い詰められていく様子が読んでいて手に汗握る。平蔵の出番は少ないけれど最後に美味しい所を持っていくから満足感がある。人物相関図がほしい! 夜鷹殺し  ザ・ハードボイルドみたいな話。おまさが殺されてしまうのではとヒヤヒヤした。孤独になった悲しみから、息子を奪った売女を殺害していく長兵衛。何か、切り裂きジャックみたいとか思ったり。

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2024/04/11

我らがミューズ、おまさが登場の巻。 【霧の七郎】見かけによらない凄い剣士が出る 【五年目の客】勘違い女に気づかぬ男 【密通】久栄さんの伯父ってサイテーね 【血闘】おまさ登場、大ピンチ 【あばたの新助】悪い女にひっかかる部下 【おみね徳次郎】二兎を追う者、一兎は得られた 【敵】五...

我らがミューズ、おまさが登場の巻。 【霧の七郎】見かけによらない凄い剣士が出る 【五年目の客】勘違い女に気づかぬ男 【密通】久栄さんの伯父ってサイテーね 【血闘】おまさ登場、大ピンチ 【あばたの新助】悪い女にひっかかる部下 【おみね徳次郎】二兎を追う者、一兎は得られた 【敵】五郎蔵、嵌められる 【夜鷹殺し】江戸の切り裂きジャック

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2021/04/06

1~4の中で一番おもしろかった! 読めば読むほど、平蔵さんに惚れる。 そして、盗賊の美学みたいなものにロマンを感じる。 全部の話、おもしろかったなぁ。 本編とは関係ないのだけど… 私が読んだものが、1986年の版だったからか、解説を書いている方が奥様に対してだけれど、 「女には...

1~4の中で一番おもしろかった! 読めば読むほど、平蔵さんに惚れる。 そして、盗賊の美学みたいなものにロマンを感じる。 全部の話、おもしろかったなぁ。 本編とは関係ないのだけど… 私が読んだものが、1986年の版だったからか、解説を書いている方が奥様に対してだけれど、 「女には「鬼平犯科帳」の真髄は理解不可能である。女なんぞに何がわかるか。」 と書いていて、少しイラっとした。 でも、時代が時代だった!!と思い直す。 そんな昔の日本もしみじみと感じる本でした。

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2020/04/12

鬼平犯科帳 (4) 諸事情により、4巻未読のまま、8巻まで読んでいたのですが、ようやく4巻を読めました。 密偵のおまさ、大滝の五郎蔵、舟形の宗平はこの巻から登場だったのですね。 特に、おまさの鬼平さんへの尽くしっぷりは、ある意味壮絶なものがあります。 鬼平さん率いる火付盗賊改...

鬼平犯科帳 (4) 諸事情により、4巻未読のまま、8巻まで読んでいたのですが、ようやく4巻を読めました。 密偵のおまさ、大滝の五郎蔵、舟形の宗平はこの巻から登場だったのですね。 特に、おまさの鬼平さんへの尽くしっぷりは、ある意味壮絶なものがあります。 鬼平さん率いる火付盗賊改方の検挙率(?)がずば抜けているのも、彼らのような有能で忠実な密偵達の活躍が大きいのだな・・。と思います。

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2019/06/11

血闘。平蔵の密偵となり働くおまさ。 平蔵が酒に溺れていたとき、昔かたぎの盗っ人の忠助と意気投合。そのときの少女おまさは、平蔵の為ならばと一身をかけていろいろな情報を平蔵にもたらす。 そこまでするのか、というおまさと、密偵のため、命をかけて救出する平蔵。二人の信頼性がよくわかる大好...

血闘。平蔵の密偵となり働くおまさ。 平蔵が酒に溺れていたとき、昔かたぎの盗っ人の忠助と意気投合。そのときの少女おまさは、平蔵の為ならばと一身をかけていろいろな情報を平蔵にもたらす。 そこまでするのか、というおまさと、密偵のため、命をかけて救出する平蔵。二人の信頼性がよくわかる大好きな一節。

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