かってなくま の商品レビュー
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勝手なくまのはなし 佐野洋子さん作だから勝手に深読みしてしまう みんなに説明したりしないで(直感的乱暴に)花を育てて勝手にみんなにプレゼントしてひとり悦に入るくま みんながそこまで喜んでない(そういう描写が見られない)ところが深い 広瀬さんの絵がすごくかわいい
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くまに、ものすご~く共感しちゃいました。 ズレてるんだよね、とても。 あ、でも。悪気なんてないんだよ。ううん、悪気どころか、ちょっとイイこと思いついちまったぜ、オレ。なぐらいで。 だからさ、「ふっふっふ」なわけで。 でも、でも、そんなこんな全部が、〈かってな〉んだよ……くま。なん...
くまに、ものすご~く共感しちゃいました。 ズレてるんだよね、とても。 あ、でも。悪気なんてないんだよ。ううん、悪気どころか、ちょっとイイこと思いついちまったぜ、オレ。なぐらいで。 だからさ、「ふっふっふ」なわけで。 でも、でも、そんなこんな全部が、〈かってな〉んだよ……くま。なんだけど。 やっちゃうんだよね。うん、うん。 な~んて思ってたら、20ページで……あ、れ……? ふくろう。きみの、そのキッパリ感は、ほんとに拍手ものです。 (こういう友が必要かも。言われたら凹むだろうけど。) けど。 なんと言っても、いちばんの脱帽ものは、ふくろうに言われた後のくまのセリフ。 「ふっふっふ、みんな よろこんだな。 でも ふくろうって、いいやつだな」 『かってなくま』への道は、長く厳しそうです……。
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図書館で借りました。 絵本。動物。友愛? 内容。 熊が畑に種を植えている。ウサギやネズミ、その他の動物たちが覗きにくるたびに、 「芽を食ったら、踏みつぶす」だの「いそがしいからあっちいけ」と友達を邪険に扱う。 みんなが「くまなんかかってなんだからほっとておけ」と言い出す。 ある日、熊の種は綺麗な花をたくさん咲かせる。 熊は笑って、花束を作り、友達に配る。 そしてフクロウにも花束を持って行くと「ボクはもう寝るし、花の趣味はないから君にあげる」と受け取らない。 でも熊は「ありがとう」と言ってその花をもってかえり、フクロウって良い奴だなと思う。 熊も勝手だが、フクロウもかなり勝手だ(笑)。 でも熊はすばらしくおおらかで、良い奴だ。こんな広い心が欲しいもの。 絵の熊の柔らかそうな感じがすっごくいい。ふわふわほわほわだ。それに、ウサギとかも。 話・絵ともにお気に入り。
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3分30秒。作者 佐野洋子さんのあとがきに注目。「人は見かけによらない」 見えない人柄と付き合う術を身につけたい。
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えええええ!なオチ。 これさー、子どもはどう思うんだろう。 大人視点としては、かってすぎるだろ熊。
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何かを一生懸命耕している?様子に、動物たちは 「なにしてるの?」と尋ねますが、 くまさんは「かってでしょ」と教えてくれません。 かわいらしいイラストと、わかりやすいお話で、 よみきかせにもぴったりです。
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無愛想でかってなくま。けれど、「ふっふっふっ」と、実は、かわいいたくらみをしていました。人はみかけによらないってことなんですね。佐野洋子さんの絵本、好きだなあ。
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かってなくま。勝手なのかな?みんなそうなんだよね、そして自分もそうなんだと気がつく。 自分の道を進めばいいんだよ。 佐野さん感覚ですよね。
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