蟲 の商品レビュー
やっぱり二度目の本だった。 内容は著者特有のジメジメした日本の感じがあり、 更にオカルトなのか、 精神的に病んでいっているのかわからなく なるないよう。 精神的にやむって確かにその人の世界にどっぷり浸かってしまって 周りが見えなくなっているてんでは、オカルトと同じだなと感じた。
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『蟲』そのものより、主人公の妬みやすい性格や精神的な病み具合のが非常に気になりました。 それが狙いなの?!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館から借りました ホラー。 蟲は別に、悪いもんでもないのでは?? 流産させたのは確かに悪いが。 主人公めぐみ。妊娠中の主婦。仕事をやめたばかりで、やや鬱屈している。夫の帰りは遅く、つい酒を飲んでしまう。 そして、夫はある日を境に変わってしまう。 皮肉屋で、愛しているなんて言ったこともないのに。武力には武力でとか言っていたのが。 ころりと変わって。 優しい人になってしまう。 ・・・別にいいんでは?? 優しくなったのだから。 心をたべていく蟲、「常世蟲」。 めぐみはそれを払おうとするが……。 これのすごいところは、「めぐみの一人称」なのに、そのめぐみまでもが、常世蟲に食われているところなのです。自覚なく、友人に「優しくなった」と言われて、愕然とし、焦るめぐみ。 この人は私を愛しているのだから、いいじゃないかと、蟲のいる夫を許容する領域にまでいきます。 薄ら寒い「幸福感」。 何一つ解決しないまま。
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途中でオチらしきものはわかってしまうが、 この人の書く怖さは、 ドン!とくるものではなくて、 ジワジワと精神的に迫ってくる感じ。 ※本当のタイトルは『蟲』なのに、 検索しても出てこなくて参りました。(苦笑)
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男の俺にはいまいち実感わかなかったがそれなりに読める。 妊娠した主婦が蟲によってどうのこうのという話。
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タイトルの「蟲」にそそられて購入。 しかし、主人公が幻覚だとか気のせいだとか自分に言い聞かせて 展開が遅くイライラしました。 全く怖くないです。グロくもないです。 ラストもわかりにくかったです。
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ホラー小説です。 実体のない蟲がとりつく。世界情勢と連動して話しが進む。 主人公めぐみの昔の思い出、めぐみの祖先などか絡みあいながら話しが進行する。 蟲に取り付かれると、優しくなるが無関心になる。 途中、どんでん返しのようなことが起こるが、結末がちょっと面白くなかった。
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「恐怖」を文字だけで表すということの難しさに、思わず呻いてしまった。もっとこう、グっとクる表現が、死国や狗神ではできていたような・・・
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