エヴァが目ざめるとき の商品レビュー

ピーター・ディキンスン(著者),唐沢則幸(訳者)

2012/09/01

少女エヴァが、ある事故をきっかけにチンパンジーの肉体で生きるという話だった記憶がある。南浦和図書館の二階の児童書の、当時左奥にあったこの本はジャケット買いに近い感じで借りた。
名前はあえてエヴァにしたと作者のあとがきに記されていたが、本来はアダムとイヴのイヴがモチーフ。
終盤、人間たちは自ら死ぬことを選び、エヴァはチンパンジーとして生きることを選ぶ。
エヴァが最後に語ったことはなんだったっけかな。

2011/06/11

中学生の時の教科書にオススメ？として紹介されていて興味をもち読みました。交通事故の昏睡状態から目覚めるとチンパンジーになっていた…という近未来のSF風な話。映画のアバターに通じるような…。

2011/02/16

交通事故から目を覚ますと、脳の中身がチンパンジーに移植されていた１３歳の少女、エヴァ。

始まりから終わりまで、とても丁寧に描かれていて、読んだ当時とても強烈だった作品。
特に自然科学や社会科学を勉強している人は、小説が苦手でもぜひ、読んで欲しいと思います。

2010/09/02

ＳＦ。野生動物の殆どが絶滅した近未来。交通事故に遭った13歳のエヴァは、8ヶ月の昏睡から目覚め、程なく自分の異変に気付く。
＊＊
まさか２日で読み終えてしまうとは…
減りゆくしかない『動物の一種』としての人間と、新たな命の一滴となる動物。神による淘汰は気紛れで人間もそれを受け入れるしかない。
しかし最期に足掻く人類は、自分達の過ちを知っていた。ゆえに彼らの生きる術を残した。
たとえ生き残れるのが人類以外だとしても、それは、まるで贖罪のように。

2010/08/24

ずいぶん昔に読んだ本。人間が、人間じゃない視点から人間の社会を見つめる、SFのおとぎ話。ラストの持つメッセージが分からなかった記憶が。

2010/03/11

中学校のときだと思う。
一度借りたのに、読めなかった。

今はもうどの書店にも置いていないみたい。
そういうのって、なんだか無性に読みたくなる。

2009/10/07

黒髪に青い目の美少女エヴァが事故に遭い、９ヶ月昏睡状態に。目覚めた時には、違う肉体の中に入っていた…それは！
未来社会、生命力の衰退した人間はテレビに似た番組を一日中見ているだけの生活になっていた。
マスコミの騒ぎ方や両親の戸惑い、違う世界の人との出会い…
たった一人の存在になってしまった利発な少女の勇気に感服。

2009/10/04

難しい内容っぽかったけど読んでみると結構おもしろかったなぁ…と思った。
SFってよりはチンパンジーとか自然保護とかそうゆう感じかも

2009/10/04

未来SFかと思ったら、どちらかといえば動物保護のお話だったみたい。チンパンジーの生態が分かる。10代向け

2009/10/04

近未来、チンパンジーを保護・研究する学者であるパパとでかけ、事故にあった13歳のエヴァ。二百日を越える昏睡から目ざめた、エヴァが鏡のなかに見たものは…。　人間という枠を超えてゆく少女を描いたSF。