創竜伝(2) の商品レビュー
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前世紀以来の再読 書かれてから四半世紀以上が経っているので、世界における日本の立ち位置が丸切り変わっていて感慨深い。 【ネタバレします】 私は続兄さんが推しだったんだけど、白皙の美青年が龍体から人間の体に戻る時、真っ裸で「えへへ」って照れてるのが面白いなと思ったんだと思う。ち...
前世紀以来の再読 書かれてから四半世紀以上が経っているので、世界における日本の立ち位置が丸切り変わっていて感慨深い。 【ネタバレします】 私は続兄さんが推しだったんだけど、白皙の美青年が龍体から人間の体に戻る時、真っ裸で「えへへ」って照れてるのが面白いなと思ったんだと思う。ちゃんと隙のある、人間味のあるキャラが好きなので。
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一巻で覚醒したのは末っ子の余君。二巻で覚醒したのは次男の続さん。下から順番に覚醒するわけではないらしい。竜堂四兄弟の行く先々、ぺんぺん草も生えやしない。そうさせるのは本人たちの意思とは別の意思だ。売られた喧嘩は買います。買いたくて買ってるわけではないので、長男・始さんとしては痛む...
一巻で覚醒したのは末っ子の余君。二巻で覚醒したのは次男の続さん。下から順番に覚醒するわけではないらしい。竜堂四兄弟の行く先々、ぺんぺん草も生えやしない。そうさせるのは本人たちの意思とは別の意思だ。売られた喧嘩は買います。買いたくて買ってるわけではないので、長男・始さんとしては痛む良心もあるだろうが、家長として守らねばならぬのはなもしれぬ一般市民ではなく、血のつながりのある弟たち。そりゃ、そうだ。正義の味方ではなく、ただ、竜種。種族が違いますもの、人の道理は…。そこはいたって真っ当な道理の持ち主だった。
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醜悪な奴はとことん分かりやすく悪く、破壊するときはとことん破壊し尽くす。勧善懲悪系でスッキリすることはスッキリするのだが、出てくる警察(公安)関係者は皆外道、政治家は無能で下衆、チンピラは低能と、イケメン4兄弟とのバランスが悪すぎるので、逆にちょっと乗り切れない。無辜之民死にすぎ...
醜悪な奴はとことん分かりやすく悪く、破壊するときはとことん破壊し尽くす。勧善懲悪系でスッキリすることはスッキリするのだが、出てくる警察(公安)関係者は皆外道、政治家は無能で下衆、チンピラは低能と、イケメン4兄弟とのバランスが悪すぎるので、逆にちょっと乗り切れない。無辜之民死にすぎ。 しかし、登場人物のうち、知的なものは美男美女、知性にかけるものは醜悪というのはいかがなものか。知性は顔に出るものかもしれないが。
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とうとう宿敵“四人姉妹(フォー・シスターズ)”登場。 今回竜になるのは次男の続。遊園地やら、東京ドームやらメチャメチャになります^^
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今回は、続が火竜として覚醒することになります。 日本における闇の世界の最高権力者であった船津が死んだことで、政治家たちの動きがあわただしくなり、またしても四兄弟を襲撃する者が現われます。四兄弟は人間を超えた身体能力を駆使して彼らの襲撃を退けます。 ところが、彼らよりもさらに巨...
今回は、続が火竜として覚醒することになります。 日本における闇の世界の最高権力者であった船津が死んだことで、政治家たちの動きがあわただしくなり、またしても四兄弟を襲撃する者が現われます。四兄弟は人間を超えた身体能力を駆使して彼らの襲撃を退けます。 ところが、彼らよりもさらに巨大な悪の手が、四兄弟に迫ります。アメリカの政治と経済を牛耳る「四人姉妹」(フォー・シスターズ)から極東へ派遣されてきたレディLとタウンゼントです。レディLは、兄弟たちの叔父の鳥羽靖一郎を利用して、四兄弟を飛行船に招待し、続に取引を持ちかけます。 続がレディLの申し出をきっぱりとはねのけた結果、レディLは攻撃を仕掛けてくることになります。その結果、続は竜へと変貌して暴走し、果ては自衛隊まで出動する騒ぎとなります。そんな弟を止めるために、始は奮闘することになります。 なお巻末には、著者と作家の連城三紀彦との対談が収録されています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さてさて続き物です。 前の巻は余くんの変身で終わりましたが、今回は続さんでした。 人気がなかったら、一冊目で終わろうと思っていた、と作者さんが前作のあとがきで書いていたんですが。 そのせいか、前作は前作で、一冊できっちり終わっていたんですが、今作はこれっきりじゃなく、伏線ありの、登場人物が増えての話でした。 鎌倉の御前という、裏の政治の大物が亡くなって、その御前の後釜を狙って何だかきな臭いことになる日本。 そこにアメリカを掌握している企業のトップまで混ざってきて、かなりおかしなことになってしまっている。 そんな人につきまとわれた竜堂兄弟の暴れっぷりはあっぱれなもので。 今回は、自衛隊だけですまなくて、橋は落ちるわ、ドームは壊れるわ、都庁は燃やし尽くされてしまう。 それに伴う甚大な被害を考えれば、この小説を最初に読んだ時からいろいろあり過ぎて、大分胸が痛いんですが。 相変わらず、政治家権力者諸々に対する皮肉のオンパレードで、すっきりするようなしないような。 そういう諸々を面白がれれば、とっても面白い本だと思います。
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