天狼星(3) の商品レビュー
1993年発行、講談社の単行本。3部作で区切りだが竜崎晶が巻き込まれる形で天狼星シリーズは続く。シリーズが終わりそうで終わらなかったのは栗本薫らしいかもしれない。この作品についていえば、前半は妙に間延びして感じる。晶が後のシリーズにも登場することを考えればその紹介ということになる...
1993年発行、講談社の単行本。3部作で区切りだが竜崎晶が巻き込まれる形で天狼星シリーズは続く。シリーズが終わりそうで終わらなかったのは栗本薫らしいかもしれない。この作品についていえば、前半は妙に間延びして感じる。晶が後のシリーズにも登場することを考えればその紹介ということになるが、それにしても、である。初出が小説雑誌の増刊号なので、そのオファーの枚数のため、とか勘ぐってしまうのだが。後半では話が動きまくり、この部分をもう少し詳しく、と思うのである。 初出誌:「小説現代」平成4年12月増刊号、
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殆ど登場してないのだけれどシリウスが主役に見えた。不思議。1,2見てないので3だけだけど、激しく前のを見たい!!にしても兄貴可哀相すぎ。そりゃ父親とは呼べんわな。 面白かったけど、晶嫌いなんであまり晶視点での話しは読みたくないんですけどー。蝶々さんも私好みじゃなかったし。伊集院も...
殆ど登場してないのだけれどシリウスが主役に見えた。不思議。1,2見てないので3だけだけど、激しく前のを見たい!!にしても兄貴可哀相すぎ。そりゃ父親とは呼べんわな。 面白かったけど、晶嫌いなんであまり晶視点での話しは読みたくないんですけどー。蝶々さんも私好みじゃなかったし。伊集院もほぼ出番なしw見所は兄貴とシリウス!ですねv
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久しぶりの再読です。 竜崎晶君、弘志兄さんの登場、クライマックスの、シリウスの大ピンチが見どころですね。 「新」や「ゾディアック」の5年前なんです。 晶君、若かった…いやそれより、弘志兄さん、変わりすぎ!!(良かったけど)
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ようやく出た完結編。私が期待してたのはもっと伊集院さんが活躍する話なんだけど相手がシリウスになると伊集院さんてば「ぼくはなんてまぬけなんだ」を繰り返すんだもん……。竜崎(藤浦)晶君の魂の目覚め物語といったところでしょうか。あまりにも彼の気持ち中心すぎてかったるい。北海道の温泉街に...
ようやく出た完結編。私が期待してたのはもっと伊集院さんが活躍する話なんだけど相手がシリウスになると伊集院さんてば「ぼくはなんてまぬけなんだ」を繰り返すんだもん……。竜崎(藤浦)晶君の魂の目覚め物語といったところでしょうか。あまりにも彼の気持ち中心すぎてかったるい。北海道の温泉街に美少女と老人がこそこそとやってくるといえばそれは誰か決まってるし、彼女に似た美少年である晶と胡蝶さんが血縁関係にあるのもみえみえだし、タイトルからして結論は予想できるし……。栗本さんにしては説明臭い小説だったかなぁ。どうしてもまとめあげねばと思ったのだろうか。モリアティ教授とホームズの最期だとか何かが誰かが道をやってくるだとかによう似てる。パロディのつもりなのかしら。きっとシリウスは復活するね。でももう彼の魔力は消えてしまったわ。晶の前で……。'93
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