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ふたたびの、荒野 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2009/10/04

泣きどころ満載。って、どんな説明だ。 主人公は一巻に戻り、社長になる。 その視点から、仕事をN市で興したころからの変化を気持ちとともに辿り、もういない相手と会話を交わす。 それが社長の毎日。 変化もないように見えて、社長を取り巻く事件は終わらない。 最大の的、政治家大河内との最後...

泣きどころ満載。って、どんな説明だ。 主人公は一巻に戻り、社長になる。 その視点から、仕事をN市で興したころからの変化を気持ちとともに辿り、もういない相手と会話を交わす。 それが社長の毎日。 変化もないように見えて、社長を取り巻く事件は終わらない。 最大の的、政治家大河内との最後の戦い―― 手に汗握る、といいたいけれど、先に涙が・・・っ 前巻で、鉄砲玉として失敗した高岸はここで、ブラディ・ドールの見習いとして働いている。 坂井と下村を慕う、可愛い子だ。 やはりまだ、いがみ合っているキドニーとの仲もそのままに、社長はこの中でまた人を好きになる。 しかしそれはあっさりと社長の手から零れていく―― 物語の中間で、「パ・・・・っパパァァァァァ―――ッ!!!」と叫びたくなるのは秋野だけではないはず。 なんてあっさり。 いや、その痕跡から、秋山パパの最後の力が見えてしまってまた涙が・・・っ そしてその娘である安見がまた攫われ、それを助け出す下村と高岸。 その下村の、 「じゃ、俺」 最後の言葉。 誰もの心を連れて行く、下村の言葉。 秋野号泣。 最終的に、社長は大河内と決着を付けるのだけれど、その時一緒に居るのはやはりキドニー。 どんな間になろうとも、絶対に切れない二人の繋がり。 一緒にもう交わることはなくても、隣合う道は外れない二人。 社長とキドニーの人生は、これからも平行線のまま続く。

Posted byブクログ

2009/10/07

ブラディ・ドール最終巻。 やっぱり川中とキドニーは良いコンビじゃないかと改めて感じました。 あとは誰が生き残るかでハラハラしながら読んでました…。あー…下村…。 シリーズ通して読みやすくて面白かったです!!

Posted byブクログ

2009/10/04

B・Dシリーズ10、完結。全てを背負って、生き続ける社長。このシリーズは一気に読むことをお勧めします。

Posted byブクログ