旭日の艦隊(3) の商品レビュー

荒巻義雄【著】

2012/09/23

今度は英国救援だ。

欧州で唯一独逸からの侵略を免れている、英国は、対岸からの砲撃で風前の灯。

これを復活日英同盟が打ち砕く。

海を持たない独逸人の海洋戦略を打ち砕くべく、独逸艦隊を殲滅せんと超戦艦日本武尊を中心とした、奇天烈艦隊が北海から独逸を直撃する。

しかし後世独逸も負けていない。なんと今度は空飛ぶ円盤機を持ち出してきた。

しかもこの円盤機は重力コントロールができるという。

そんな秘密兵器ももちろんわが旭日艦隊は打ち砕いてしまうのだが・・・。

それにしてもさらにぶっ飛んでいるのは、独逸空襲にまぎれてヒトラーの官邸に忍者のごとく忍び込み、極秘資料を盗み出してしまった。

日本の００７とも言うべきスパイの活動まで。

それにしても、だんだんと作者の持論解説が長くなってくるようだ。しかも繰り返し同じことを何度も何度も書かれると、それこそ洗脳されていくようだ。