捨て童子・松平忠輝(下) の商品レビュー
大坂の秀頼との、秘め…
大坂の秀頼との、秘められた約束をした忠輝の元に、大坂出陣の命令が下る。徳川嫌いにはたまらない大作完結編。
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思わぬ展開の下巻、結…
思わぬ展開の下巻、結末に寂しさを感じた…
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作者は相当、秀忠と淀君が嫌いらしい(笑)。結局、主役は家康だった気がするな。忠輝があんなに自由に生きられたのは周囲の人が優秀だったから。本人は別に何もしてない。最後まで作者自身の知識をひけらかす文章が好きになれなかったな。
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松平忠輝。面白かった。 隆慶一郎氏の描く忠輝像は、とても魅力的で秀忠がとても残念な人に描かれていた。 忠輝は、最後まで自分の生き方を通した人間だったのだろう。 他の作者が描く忠輝像も読んでみたいなと思った。
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徳川家康の六男でありながら、鬼っ子といわれた松平忠輝が主人公。 忠輝というと、長男信康のように剛毅英邁で、家康から疎まれたイメージがありますが、本作では小さい頃から武芸に秀でて、宿敵柳生一族と争いながらも、家康からは非常に信頼され、後継を間違えた、といわせるくらいの人物として描か...
徳川家康の六男でありながら、鬼っ子といわれた松平忠輝が主人公。 忠輝というと、長男信康のように剛毅英邁で、家康から疎まれたイメージがありますが、本作では小さい頃から武芸に秀でて、宿敵柳生一族と争いながらも、家康からは非常に信頼され、後継を間違えた、といわせるくらいの人物として描かれています。 波乱の人生が非常に面白いです。 ↓ ブログも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-a88b.html
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最後まで主人公が活躍する場所が少なかった。 隆慶一郎作品を読むと徳川秀忠、淀君は愚劣極まりないキャラなのはお約束。 それらの策略を主人公やその脇役達が見事に打ち破ってゆく様がなんとも心地よい。 今回もその点を十分、楽しませてもらった。
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下巻。これもまたサクサク読める感じ。 上巻とだいぶ違い、幼いころ約束を守るため 大阪冬の陣・夏の陣に参加せず 豊臣秀頼との再会を果たすけど なんかもうね、切ない。 家康との約束「死なぬこと」を 家臣も自分も頑張って果たそうとする志。 これぞ、男の中の男。 ですよね隆先生!!
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大坂夏の陣、忠輝のもとに出陣命令が下る。大坂城中のキリシタン牢人に、キリシタンに理解が深い忠輝の軍勢をぶつけようという、兄秀忠の底意地の悪い計画。そして、父家康と兄秀忠の暗闘、宿敵柳生一族との確執。途方もないエネルギーを持つがゆえ、波瀾の生涯を送る忠輝を描く長編伝奇ロマン全三巻完結。
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全3巻だが、まったく長さを感じさせず。ちょっとスーパーマン過ぎるが、作者らしい造形。一番好きな時代でもあり、相変わらずツボをついてくる。
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運命に翻弄された松平忠輝・・・彼が描いた理想の王国は夢と消えた・・・。彼の生き様を堪能してください。本当に面白いです。
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