カリフラワードリーム の商品レビュー
5つの違った話入りで…
5つの違った話入りで『右腕』は『花散る夜~』に繋がります。『手のひらの雪』で、泉の危機にはシャキッと強い吉沢が見れてドキッとしましたよ!
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人の欠点ではなく、良…
人の欠点ではなく、良い所を見つけて、そこを愛することができれば、世の中に嫌いな人間なんていなくなるんじゃないか?って、このシリーズを読んでいたら、いつもそう思います。好きな人に笑っていて欲しいという気持ちを思い出させてくれます。…でも、現実は難しいですね。文句が先に口に出る。反省...
人の欠点ではなく、良い所を見つけて、そこを愛することができれば、世の中に嫌いな人間なんていなくなるんじゃないか?って、このシリーズを読んでいたら、いつもそう思います。好きな人に笑っていて欲しいという気持ちを思い出させてくれます。…でも、現実は難しいですね。文句が先に口に出る。反省。
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少しずつ近付くタクミ…
少しずつ近付くタクミとギイの心が細やかに描かれた、「タクミくんシリーズ」第2作目です。
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想いをかわしたギイと…
想いをかわしたギイと託生。そんな彼らのの周りに魅力的なキャラクターがぞくぞく登場します。山奥の全寮制男子高校・祠堂学院は毎日にぎやかです。
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託生の素直さ、素朴さ…
託生の素直さ、素朴さが出てきて、とても微笑ましくなってきました。ギイにもらったカリフラワーを大切に育ててる託生ってかわいいな~“てのひらの雪”では前作に出てきた高林泉と吉沢君のお話の続きがあります。
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アメリカでは男同士…
アメリカでは男同士の場合 カリフラワーから子供が生まれるらしい。どこまで本気か分からないけど、そんな贈り物をされたら意味深ですよね。健気に育てているタクミくんが可愛い。
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タクミくんシリーズ2…
タクミくんシリーズ2冊目。ギイがアメリカから持って帰ってきた物とは?・・・。きれいだなと思った物を見つけた時に、まっさきに好きな人のことが浮かび、その人にも見せてあげたくなるなんてやっぱりギイの愛はやさしくて、あたたかいですね。
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タクミくんシリーズ第…
タクミくんシリーズ第二弾。天才バイオリニスト佐智に出会った事をきっかけに、過去に折り合いをつけバイオリンを始めようとするタクミの話。他、遺伝子組み替え(?)のカリフラワーをギイに貰い育てる話等
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第二弾 収録作裸足の…
第二弾 収録作裸足のワルツ・右腕・カリフラワードリーム・てのひらの雪・天国に行こう
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
くっついたタクミとギイのその後の生活を短編集でつなぐ話。 多分、この小説を書いていた当時の作者さんは、本当に書きたい時に書きたい話を書いていたんだろうなあ……という感じがすごくします。 なので、物語と物語につながりがなかったり、急に違う登場人物が主人公になってたり……そんなことは日常茶飯事。 なんでここで今、この話……? ってなったりもするんですが、それも多分、作者さんが「書きたかったから」なんだろうなあ……と、失礼ながら思ってしまいました。 その辺りは、今のすっかり商業化されたBLとは違ってどちかというとまだ同人誌よりの、自由さが残っていたなあ……と思います。 ただ、今、商業BL読みなれてる人が読むと違和感になったりするんだろうなあ……ってことも否定しません(苦笑) どちらがいいのか悪いのかは、その人によると思います。 まあ感想はこれくらいで、中身の話を少しだけ。 一つ目は「裸足のワルツ」。 こちらは、タクミが憧れているバイオリニスト、「井上佐智」が急遽、学園でコンサートを開くことになり、大ファンのタクミはぽーっとのぼせ上がってしまうけれど、実は佐智はギイの友人で……という話でした。 まあ本当に中身も何もないんだけど、ほんのちょっと、タクミがバイオリンを止める前の話が少し。 そしてそこからギイにバイオリンを借りたタクミがもう一度、バイオリンを再開することになっていきます。 二つ目は「右腕」。 前風紀委員長と・柴田とその「右腕」と言われる森山がギイとタクミのラブシーンを見てしまって、そこから一悶着起こる話。 森山はどういう流れか、タクミに「付き合え」と迫ってきて……というちょっとしたハプニング話。 実はこれにはタクミの知らない裏があって……というところもあるんですが、なんかまあ、ものすごく簡単にぶった切っちゃうと、「よくあるBL理論」な話でした。 読んだらわかると思います。 三つ目は、「カリフラワードリーム」。 夏休みを挟んでアメリカから帰ってきたギイが持ってきたのは「カリフラワー」。 それをタクミに育てるように急に言い出して、仕方がないからタクミが大事にそれを育て始めたら、実はそのカリフラワーが「遺伝子改良された特殊なカリフラワー」だのなんだの……と妙な噂が錯綜して、タクミは呆れるけれど、ある日、カリフラワーが行方不明になって……という話でした。 一応メインは、ギイがカリフラワーなんかをタクミに渡した真意……ってところになるのでしょうか? わざわざ表題作にするまでもないんだけどなあ……と思ってしまうような、ただののろけ話でした。 四つ目は「てのひらの雪」。 当初、ギイに片思いをしていた学園のお姫様だった泉と吉澤道雄のその後の話。 前の話で吉澤くんがキレちゃってそのまま泉の手を引っ張って行っちゃったから、てっきりいくところまでいっちゃってたんだと思いきやそうではなくて足踏み状態だったようで、そこから泉がなんとか頑張って前進しようとするも、から回っちゃうちょっと切ない話でした。 そして最後が「天国へ行こう」。 タクミと出会う前のギイの話。 ギイはある自殺未遂者を助けるけれど、その自殺をしようとした理由は恋愛がらみで……という話でした。 偶然が綴る話ですが、まあ、多分、今の商業誌なら載せないだろう小話ですね(苦笑) この片割れが自殺未遂をした彼らがまた物語に出てくるのは不明です。 以上、5つの話が入ってました。 ダメではないんですけど、結構脇道にそれた話も結構入っているので、そういうのが基本的にめんどくさい人にはオススメしません。 これ、かなりの巻数出ているので、果たして私は最後までたどり着けるのかどうか、疑問です。
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