大合併 の商品レビュー
第一銀行と勧業銀行と…
第一銀行と勧業銀行との合併劇で日本一の規模の銀行となった第一勧業銀行。昔、両者出身者の葛藤を興味深く読んだけど、今じゃ「みずほ銀行」として、そのいずれも跡形もなし。
文庫OFF
勧業銀行と第一銀行の合併。当時の官民一体となった熱いエネルギーを感じる。やはり根回しは大事だが、前へ進む意思がより大事と感じる。
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井上第一会長(頭取に復帰)の苦悩、合併実現後の両行員の喜びにあふれた様子。当時も国際化により、銀行の再編による大型化の必要性が叫ばれていたなど、30年前とは思えない世界でした。今と大きな違いはあまり不良債権、リストラの深刻さがないこと。今更ながら高杉良の小説は明るいですね。
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銀行の歴史を知ろうと思って手に取った。よくこんな細かいところまで取材したなと心底感心するぐらい、緻密で踏み込んだ小説だと思った。今の3メガバンク体制しか知らない自分にとって、この本の内容は非常に新鮮で当時の様子を思い描くとわくわくするような内容だった。銀行の歴史は本当に奥が深くて面白いと感じた、満足の一冊。
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第一勧業銀行の合併までのストーリー。大分前(若い頃)に読んだが、非常に面白かった。大学生、または就職したばかりの若い人にぜひ読むことを勧める。
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横田千之助の息子であり財界人である横田郁が主人公の片割れと聞いて手に取りました。第一勧業銀行ができるまでのお話。経済小説に定評のある高杉良。もちろん作者は違いますが『小説吉田学校』のタッチが好きな方なら面白いのでは!
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2008年12月24日に読み終わった本 http://hydrocul.seesaa.net/article/112459989.html
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就職活動時に第一勧銀から資料として送られてきて読みました。初めて読んだ高杉良さんの本でもあります。ずいぶん前に読んだけど本当に面白かった。
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第一銀行・井上薫、日本勧業銀行・横田郁両頭取は澁澤倉庫社長の八十島親義の力を借りて、一年半前から極秘裡に合併計画を進めていた。スクープを狙う日本経済新聞、根回しに万全を期す銀行側、大蔵省をも巻き込んでシナリオは着々と進められる‥‥
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