南神威島 の商品レビュー
南の無医島に赴任した…
南の無医島に赴任した青年医を待ち受けていたのは、島の奇妙な風習。それは美しい自然に似合わぬ人間くさいものだった。やがて島に発生した伝染病の謎とは?恐るべき惨劇の真相とは?
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「南神威島」ってどこにあるか知りませんでした。 離島に赴任した医師と流行病をめぐる恐怖小説、推理小説。 恐ろしい話が好きな人にはお勧め。 西村京太郎がまだ、鉄道ものにどっぷりと浸かる前の作品。 「幻想の夏」「手を招く猿」「カードの城」は、どれも恐くて、興味深い。 最後の「刑事」は、今の十津川警部ものとの類似点はいくつもある。 ps. なお「カードの城」という標題で、新評社から出た単行本には、「行き先のない切符」が加わっていた。
Posted by
- 1