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奥能登殺人旅行 の商品レビュー

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2013/11/17

銀婚式の記念に、北陸・能登への旅行に出かけた両親が死亡する。真相を突き止めるべく、娘の万里子が両親の旅の軌跡を辿っていくという内容ですが、序盤のプロローグと、登場人物が整うあたりで、おおよその展開の予想がつき、概ねその予想通りだったため、少々物足りなさを感じた作品でした。 カバ...

銀婚式の記念に、北陸・能登への旅行に出かけた両親が死亡する。真相を突き止めるべく、娘の万里子が両親の旅の軌跡を辿っていくという内容ですが、序盤のプロローグと、登場人物が整うあたりで、おおよその展開の予想がつき、概ねその予想通りだったため、少々物足りなさを感じた作品でした。 カバー裏の著者の言葉で、25年前の時刻表から思いついたとあり、アリバイトリック物を期待していたし、折原さんの代名詞である叙述トリックを思わせるような紹介がされていたため、何か見落としていないかとか考えながら読んでいたため、読み終えた時も、満足感や、やられた感を感じませんでした。 文庫版では「蜃気楼の殺人」として、発売されています。

Posted byブクログ