ナイト・ソウルズ の商品レビュー

アンソロジー(著者),ロバート・R.マキャモン(著者),リチャード・マシスン(著者),スティーヴンキング(著者),チャールズ・R.ソーンダーズ(著者),レイ・ブラッドベリ(著者),J.N.ウィリアムスン(編者),山田順子(訳者)

かなり豪華な顔ぶれが…

[文庫ＯＦＦ]

かなり豪華な顔ぶれがそろったホラーアンソロジー。解説で触れられているキングとのエピソードが良い。

豪華な作家たちが贈る…

[文庫ＯＦＦ]

豪華な作家たちが贈る、ホラー・アンソロジー。個人的にはキングの「ポプシー」が面白かったです。キングは現代の吸血鬼を描くのがとても上手いです。

2024/11/13

22もの作品が読める贅沢な短編集。
どの作品も本当に短編なのがよい。忘れた頃に、最初からでなく、適当に選んだ作品を読むのが楽しみ。

2012/03/16

実はこの本、昔購読しながら一度手放している。
古書店で発見したので購入して、再読。

原書はオリジナル作品によるホラー・アンソロジー｢MASQUES｣、｢MASQUESⅡ｣からのベスト・セレクション。
これまで読んだ海外モノのアンソロジーの多くが、吸血鬼からイカれた科学者まで、何らかのテーマに沿った編纂をなされたものだったが、今回のは“ホラー小説”と呼べる様々な作品が収録されている、まさに原題の意味する通りの「仮面劇」。

参加している作家もキング、マキャモンからモンテルオーニやランズデールとそうそうたるもの。総じて完成度の高いアンソロジーと言える。
面白くないわけがない。

2009/10/07

○2009/01/30　
たぶん小夜子の文庫を読んだときに巻末の新刊紹介で目についた。ホラーだけど短編集ということでおもしろそうかも？と。好みと言う点でかなり内容にバラつきがあったんだけど、バラエティに富んでいて楽しかった。
知ってる作家がキングくらいしかいなかったんだけど、それはそういうスタンスで作られてるからということで…というか、ホラーのしかも海外の作家さんなんて全然縁がないからなぁ。
全22編あったなかで特にインパクトがあったのは1夜襲部隊、5ささやかな愛を、6廃車置き場、14スプラッタ―ある警告、18フェチットを越えた男。ささやかな愛をが一番かも。ラスト一行がほんとにゾッとした。あと廃車置き場もぞくぞく感が上手い。キングのはラストのポプシーってやつなんだけど、書き慣れて上手いって感じだったかな。
たぶんホラーは短編だからこそ読めるんだろうな、と思った。海外の話も面白いなぁ。宗教感と言うか、キリストだとかに関する話の割合が高くて新鮮。