大佛次郎 の商品レビュー
ちくま日本文学全集038 大佛次郎。 鞍馬天狗の作者ですか、そうですか。 でも、鞍馬天狗だって。いまさらなあ。 古くさいチャンバラ物なんて読みたくないなんて思っていたら、これが断然面白い。 冒頭から引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。 続く「幻燈」も本格的な物語。 ...
ちくま日本文学全集038 大佛次郎。 鞍馬天狗の作者ですか、そうですか。 でも、鞍馬天狗だって。いまさらなあ。 古くさいチャンバラ物なんて読みたくないなんて思っていたら、これが断然面白い。 冒頭から引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。 続く「幻燈」も本格的な物語。 面白い。 大佛次郎は文豪の風格がありました。 大量の作品を残しているようです。 新しい鉱脈を発見した気分です。
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メチャクチャ、エンターテイメントです。 この人が入っているんなら、なんで、吉川 英治は入っていないんだとか、思ってしまいます。まあ、純文学、大衆小説という分け方自体が、けっこう曖昧なものなのだと思いますが。 そんなこと考えずに、なんでも面白いものを入れちゃえばいいのに、と、わた...
メチャクチャ、エンターテイメントです。 この人が入っているんなら、なんで、吉川 英治は入っていないんだとか、思ってしまいます。まあ、純文学、大衆小説という分け方自体が、けっこう曖昧なものなのだと思いますが。 そんなこと考えずに、なんでも面白いものを入れちゃえばいいのに、と、わたしなんかは、乱暴に、そう思ってしまいます。 特に、「鞍馬天狗」のラストのオチが、かっこよすぎ。
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