風雲海南記 の商品レビュー
シリアスからユーモア…
シリアスからユーモアまで手にかけた山本周五郎。本書は珍しく伝奇色の濃い冒険小説です。
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私が初めて手にした山…
私が初めて手にした山本周五郎の作品です。彼の他の作品に比べ、「アドベンチャー」色が強く、そういう意味では異色の作品だと思います。
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『風流太平記』が面白かったので、似たようなタイトルだから似たような内容かと思ったら、難読漢字の海外都市が出てくるあたりから気持ちが乗らなくなった。ダイナミックだけどあまり面白くなかった(あくまでも個人の感想です:笑)。
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昭和17年の長編作品。 解説を読むと、復刻にあたり最後の2頁がどうしても見つからず苦労したようだ。 「樺太日日新聞」に別タイトルで15年1月から1年間連載されていたものから辛くも補完できた一品。 時代は江戸初期、寛文の頃のお家騒動。 しかし、スケールは壮大で舞台は海外にまで広が...
昭和17年の長編作品。 解説を読むと、復刻にあたり最後の2頁がどうしても見つからず苦労したようだ。 「樺太日日新聞」に別タイトルで15年1月から1年間連載されていたものから辛くも補完できた一品。 時代は江戸初期、寛文の頃のお家騒動。 しかし、スケールは壮大で舞台は海外にまで広がる。 連載という縛りのなか、いろんなところに山場があって、読み進めずにはいられなくなること請け合い。
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四国西条藩主の落胤が主人公。容姿端麗、剣術にも秀で女性にモテる。御家騒動を操る藤巻右京に挑み、舞台はマカオに及ぶ。現実味が乏しくいいたい事もはっきりせず、同じ周五郎が作者なのかと首を傾げたくなる。13.7.18
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若殿のカリスマで読ます! って感じだった。 若殿がスーパーマンで魅力的。 お家騒動なので、勢力と名前が覚えられなくて涙。メモしようと思ったけれども、時既に遅し;;
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骨太なアドベンチャー作品だと思います。登場人物の関連性に「偶然にもホドがある」と思ってしまう部分もありますが、大目にみてしまうくらい内容に厚みがあります。
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