サラマンダー殲滅(上) の商品レビュー

梶尾真治【著】

2018/08/26

読んだのは、朝日ソノラマから最初にでたハードカバー版の1冊もの。
カジシンさんのこれまでの作風から変わって、ハードな内容かつかなりの長編だったので、あれーと思った記憶がある。
最後は救いがないのだが、イラクとかアフガンとかの現状をみると、現実世界も同様かと。ちょっと辛い。

2011/02/28

カジシンのスペースオペラ…って初めて読んだかも。長編では。
この話、名前だけは聞いてたけど、今まで読んだことがなかったから結構期待してた。

うん。面白い。

2009/10/04

上下巻。このとき、久しぶりにＳＦを読んだ気がしました。でもってあれ以来、まともなのを読んでいない気がします。
日本人のＳＦはどこへ行ったの？

2009/10/04

家族をテロリストに殺され、生きることを放棄した娘を「生かす」ために溺愛する父親が人工的に「復讐の戦士」をつくりあげる…なんだか殺伐とした話ですが、内容はさらに殺伐としてます。女戦士もテロリストも半端じゃない迫力です。しかし、同時に流れる物語は、甘くせつない「純愛」なのです。戦いの中、見つめることしかできない想い…！究極の状況でしか、究極の想いは生まれないのかもしれません。