小説十八史略(1) の商品レビュー
ちょうど、半分くら…
ちょうど、半分くらい読んだときに、中国人はこんな人・・・ というコメントをTVで聞いた。「あっ、よんだばっかり・・・」と驚いた。 とっても身近な中国の歴史の常識?を知るのに とってもいい本だと思いました。読みやすいし おもしろい。ぜひオススメです。
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最高の中国史入門書。…
最高の中国史入門書。高校世界史で習う無味乾燥な漢字の羅列が血も涙もある熱い人間ドラマとなってページから立ち上がります。小説仕立てなので大変読みやすいです。
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中国の歴史の流れをつ…
中国の歴史の流れをつかむのに最適です。あまり堅苦しくないので、若い人にもおススメ。漢文の授業に強くなりますよ~
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「十八史略」という歴…
「十八史略」という歴史書に「小説」と冠をつけただけはあって、読み物としても面白い。殷の滅亡には、実はとんでもない黒幕が潜んでいた……驚き。
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あの壮大な中国史を、…
あの壮大な中国史を、このような読み物にできるなんて…。読み応えがある上にためになる素晴らしい本だと思います。
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このシリーズを通して…
このシリーズを通して読みました。中国の歴史がよみやすくコンパクトにまとめられていておもしろかったです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
もう2周読んだ。本当に興味深い話ばかり。どうやって極秘の会話を記録することができたのか、どうして王の好みの女性に育て上げることが可能だったのか、実際に見てみたいと思った。 特に面白かったのは、徐福が秦の始皇帝に嘘を言ってお金を巻き上げ、秦の財力を徐々に削いでいく場面だ。厳しかった始皇帝を恐れることなく、自身の財産を獲得していく徐福の芯の強さに憧れてしまったほどだ。 優秀な宰相が予想を見事に的中させたり、逆に味方に裏切られたり、有頂天になり堕落していったりと、人物の細かな心情まで読み取れる。 全6巻読破したい。
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中国の歴史概要書「十八史略」をもとに小説化したシリーズ。 第一巻は伝説の三皇五帝時代から秦の始皇帝による中国統一の時代まで。 とてもスケールの大きい中国史を個別の登場人物の物語を通して感じ取れた。 歴史上の話として読んでいたが、読了後に調べると、殷王朝を崩壊に導いた傾国の美女・妲己を紂王のもとに送った黒幕が周公旦になっているなど、小説として史実から脚色しているエピソードもあるよう。 お気に入りは復讐鬼・伍子胥と楚・呉・越のエピソード。伍子胥が、激情のあまり墓から楚王の遺体を掘り起こし鞭を打ちつけた、というエピソードが「死者に鞭打つ」の語源だったとは全く知らなかった。
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漢文で読む十八史略を、小説で読むことができる。しかも蘊蓄もついており、興味が尽きない。筆者独自の解釈などはあらかじめ断った上でこうではないかと書かれており、親切である。 神話時代の殷以前から少し触れられており、面白い。始皇帝までがこの間で描かれている。 高校生ごろこの本を読んだの...
漢文で読む十八史略を、小説で読むことができる。しかも蘊蓄もついており、興味が尽きない。筆者独自の解釈などはあらかじめ断った上でこうではないかと書かれており、親切である。 神話時代の殷以前から少し触れられており、面白い。始皇帝までがこの間で描かれている。 高校生ごろこの本を読んだのを改めて読み返してみる。印象的な話が多かったせいか、結構覚えていたが、それでも面白い。
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中国の歴史を概観する。こういう小説を日本語で気軽に手にできることの幸せを感じる。著名な故事が記載されており、他の歴史小説に触れる際にも大きな助けとなる。また、中国の故事が日本の文化の根底にも大きく影響していることがよくわかる。 なにより、面白い。
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