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星封陣 の商品レビュー

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2019/10/01

天山出版の月刊小説誌『コットン』に1990年から1991年に連載された作品を、1992年に単行本化したもの。 東北地方に眠っている6つのピラミッド・パワーを解除していくと、最後に何かが起こる、という『ドラゴンボール』型のストーリー。 東北地方の山村にひっそりと暮らしている物部一族...

天山出版の月刊小説誌『コットン』に1990年から1991年に連載された作品を、1992年に単行本化したもの。 東北地方に眠っている6つのピラミッド・パワーを解除していくと、最後に何かが起こる、という『ドラゴンボール』型のストーリー。 東北地方の山村にひっそりと暮らしている物部一族の生き残り対、今では政権の中心いる蘇我一族の戦いが描かれます。物部一族の現当主が主人公となりますが、ぽっちゃり体型の主人公というのが変わっています。 最初は伝奇ミステリー風に始まりますが、物部側に元自衛官のヘリコプター乗りが仲間になると、物語にアクション性が強くなります。 主人公はアクションが出来ない代わりに特殊能力の持ち主なのですが、その特殊能力が、遺跡の石組遺構に触ると、その場所に眠っているパワーを解放できる、という一点のみ。 そのせいなのか、読んでいてわくわくするものが全く無かったです。 東北地方の遺跡の配置が六芒星を形作る、という発想だけは良かったですけど。

Posted byブクログ

2016/05/02

蘇我氏、物部氏といった「歴史の教科書上の人物」の末裔と、 岩手・秋田・青森近辺に残る、ナゾの土地が、実に胸躍る物語となる。 UFO、ピラミッド、キリスト、シュメール など、高橋氏お得意の世界が描かれ、 『 総門谷 』そうもんだに『 竜の柩 』りゅうのひつぎと合わせて読むと、 よ...

蘇我氏、物部氏といった「歴史の教科書上の人物」の末裔と、 岩手・秋田・青森近辺に残る、ナゾの土地が、実に胸躍る物語となる。 UFO、ピラミッド、キリスト、シュメール など、高橋氏お得意の世界が描かれ、 『 総門谷 』そうもんだに『 竜の柩 』りゅうのひつぎと合わせて読むと、 より一層高橋ワールドに浸れる SF伝奇小説だから、史実(正史)とは違うが、こういう見方もあるのだ! と思わせてくれる一冊。 出てくる遺跡や神社、行ってみたくなります☆!

Posted byブクログ