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地球航路 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2022/01/02

 三部作の二を飛ばしての三である。  展開が早すぎて、もっと続けられるところを端折って一気に完結するのがいいようなさみしいような結末。

Posted byブクログ

2016/11/07

サイレンス・リー三部作最後の巻である本巻は、正直にいうと前巻に比べるといささか盛り上がりに欠ける。 いよいよ地球に到達するサイレンスたちだが、なんとレキュザントにはサイレンスには秘密で、皇女アイリとその夫君マーシニクが乗り込んでいた……! 魔術師イザンバートとあわせて、これは面...

サイレンス・リー三部作最後の巻である本巻は、正直にいうと前巻に比べるといささか盛り上がりに欠ける。 いよいよ地球に到達するサイレンスたちだが、なんとレキュザントにはサイレンスには秘密で、皇女アイリとその夫君マーシニクが乗り込んでいた……! 魔術師イザンバートとあわせて、これは面白くなるぞ、と思わせておいて、実はこの3人が、地球についてからはほとんど動けず、その点がとても残念なのだ。 しかも、ラストでいよいよ全員が活躍する……という展開になるかと思うと、サイレンス自身は、機械の影響を逃れた場所である施術をしなくてはならなくなる。 大きな計画の一部分なのだが、なんと地球についてから最後まで、せっかくのアイリ・マーシニク・イザンバートとはほとんど別行動で、せっかくこれだけのキャラクターが顔をそろえている意味がない。 もちろん、サイレンス、パルサザー、ジュリーの3人だけでも大変面白く物語が進むわけだが……。 あと難を言えば、実践師の資格を取ったあとの、サイレンスの進歩があまりにも速く、「修行の好きな」日本人としてはいささか鼻白む想いがあるw アメリカ人は何によらず、ちょっとかじればもう極めたと思い込むパターンが多いようだ。そういうところが小説にも反映されてしまうのだろうか。

Posted byブクログ