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紺碧の艦隊(3) の商品レビュー

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2012/09/23

第二次世界大戦をトレースする、もしもう一度英霊たちが生き還ったらという、時代検証SF小説も3巻目。 ついに現世の歴史では、南洋での大敗を機に日本は敗戦へと流れていくのだが、小説にある来世では、その反省を基に東南アジアを併合することなく、逆に欧米の植民地からの開放を進め、兵力を温...

第二次世界大戦をトレースする、もしもう一度英霊たちが生き還ったらという、時代検証SF小説も3巻目。 ついに現世の歴史では、南洋での大敗を機に日本は敗戦へと流れていくのだが、小説にある来世では、その反省を基に東南アジアを併合することなく、逆に欧米の植民地からの開放を進め、兵力を温存。 さらに米国の太平洋上の海軍戦力をことごとく葬りながら、制海権、制空権を獲得し、ていく。 そしてこの巻では、オーストラリアに一度引いたマッカーサーの反抗の芽を摘み、太平洋に残るわずか二つの米国海軍勢力のひとつである、第7艦隊をオーストラリア北方に葬り去ってしまった。 しかし、米国は原子爆弾製造を着々と進行中。 さらに科学技術がさらに高度に発達しだした、来世では米国のみならず、独国も原爆の研究を加速している。 このあといったいどういう展開だったっけか? おぼろげには覚えていながらも、次第に物語の中に入り込みつつある。 たまには読み返しもいいもんだ。

Posted byブクログ