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ダブル・トラップ の商品レビュー

3.2

13件のお客様レビュー

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罠にはめられ、組織を…

罠にはめられ、組織を追われた主人公。同僚が助けを求めてきます。読み応えのある本です。

文庫OFF

CIAやKGB、内閣…

CIAやKGB、内閣調査室等々、ピンと来ない私の頭が悪いの?でも物語りそのものは面白ですよ。旧友を助けに行く主人公が、最終的に知るものは?

文庫OFF

内閣調査室の元諜報員…

内閣調査室の元諜報員が同僚だった男の為に危険に飛び込んでいく。初期の作品のせいか熱い。

文庫OFF

2020/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終始暗い印象の中ストーリーが始まって終わる。 読了後もすっきりした感はなかった。 パスポートなくても海外って行けるものかな。

Posted byブクログ

2015/10/17

加賀哲。 ある都市の高級レストラン プリオールのオーナー。 仕事は順調だったが、 妻を交通事故で失った。 そこに、昔の仕事仲間 牧野から 生命の危険を感じるようなメッセージが届いた。 牧野は 電子工学製品を作る会社を企業化し、 経営も 順調だった。 牧野の開発した新製品が 重要...

加賀哲。 ある都市の高級レストラン プリオールのオーナー。 仕事は順調だったが、 妻を交通事故で失った。 そこに、昔の仕事仲間 牧野から 生命の危険を感じるようなメッセージが届いた。 牧野は 電子工学製品を作る会社を企業化し、 経営も 順調だった。 牧野の開発した新製品が 重要な価値をもっていた。 加賀も牧野も 政府の情報機関で働いていたのだ。 現在は そうやって 幕開けをした。 そして、過去の 加賀と牧野は 危険な仕事で、 得体の知らない組織の ワナ にはめられたのだった。 裏切り者として 扱われた。 その事件の中で、実際には 加賀の妻をみつけたのだった。 現在の つづきで 加賀は 過去の物語を ひもといていく中で、 得体の知れない組織の 存在とその上司を 明らかにすることが できたのだ。 物語の構成はおもしろいね。 競争が必要だ というルールが、 この物語の スタンダードな 基本となる。 なぜ、雪が 加賀に 来ないでくれといったのか が、よくわからないな。 来てほしいというべきだろうに。

Posted byブクログ

2015/02/23

ハードボイルドな推理小説? 「新宿鮫」と「悪人海岸探偵局」の間くらいの感じ。(ちょっとわかりにくいか?) 新宿鮫ほどにはこなれていないし、悪人海岸探偵局ほどにふざけた感じもない、調度良い感じの話。

Posted byブクログ

2012/09/12

政府機関の優秀な諜報員でありながら、裏切り者のレッテルを貼られ、組織を追われた男・加賀哲。 高級クラブの経営者として静かな人生を送っていた彼のもとに、助けを求める声が録音された一本のカセットテープが届いた。 声の主は共に組織を追われた同僚・牧野。 そして自身も何者かに襲われた。牧...

政府機関の優秀な諜報員でありながら、裏切り者のレッテルを貼られ、組織を追われた男・加賀哲。 高級クラブの経営者として静かな人生を送っていた彼のもとに、助けを求める声が録音された一本のカセットテープが届いた。 声の主は共に組織を追われた同僚・牧野。 そして自身も何者かに襲われた。牧野のもとへ向かう加賀の胸に、過去の苦い事件が蘇る…。 ベストセラー作家の処女長篇。

Posted byブクログ

2010/11/19

現在よりもむしろ過去の決着をつけるといったようなお話。張り詰めた情報戦と裏切り者のあぶり出し場面がとてもはらはらして面白かったのだけれど、全体的に冷たい感じが拭えなかった。主人公・加賀さんは過去に引きずられるように一人の生活に戻ってしまうし、結局は、全てを捨てる結果となってしまっ...

現在よりもむしろ過去の決着をつけるといったようなお話。張り詰めた情報戦と裏切り者のあぶり出し場面がとてもはらはらして面白かったのだけれど、全体的に冷たい感じが拭えなかった。主人公・加賀さんは過去に引きずられるように一人の生活に戻ってしまうし、結局は、全てを捨てる結果となってしまった。 もし美里さんがまだいたなら、違う結果になったのかなとも思う。

Posted byブクログ

2010/10/25

ハードボイルドって、読みたい雰囲気の時に読まないと・・・。 元政府機関の腕利き諜報員が、過去の連鎖の中から事件に飲み込まれていくという、完璧にお膳立てができている作品。 まさにハードボイルド。

Posted byブクログ

2010/06/01

元政府機関の腕利き謀報員だった加賀哲は、“裏切り者”として組織を追われ、ある都市で高級レストラン・クラブの経営者に納っていた。そんな加賀の許に、奇妙なテープが送られてきた。「頼む、助けてくれ」その声は、ある事件で罠に落ち、共に組織を追われた同僚牧野辰男であった。牧野の身に何が起き...

元政府機関の腕利き謀報員だった加賀哲は、“裏切り者”として組織を追われ、ある都市で高級レストラン・クラブの経営者に納っていた。そんな加賀の許に、奇妙なテープが送られてきた。「頼む、助けてくれ」その声は、ある事件で罠に落ち、共に組織を追われた同僚牧野辰男であった。牧野の身に何が起きたのか?牧野が住む四国宇和島に向った加賀の胸に、捨てたはずの過去が甦ってくる…。 久しぶりに、正統派ハード・ボイルドミステリを読んだ気がします。ところどころ難しいところはありましたが、そこを気にしなければなかなかにスリリングで面白かったです。牧野までグルだったのはちょっとショックでしたが、主人公が優秀でいかにもハード・ボイルドの主人公って感じでした。

Posted byブクログ