すみれ島 の商品レビュー
再読。特攻花について聞いた話をもとに書かれた平和の願いが込められた悲しくも美しい絵本。 特攻の出撃前夜に子供達から届いたすみれの花ですもうをする若者達。送られたすみれの花を持って南の海に散っていった若者達。途中で故障して誰にも知られずに海や島に墜落していった若者達。その時の若者達...
再読。特攻花について聞いた話をもとに書かれた平和の願いが込められた悲しくも美しい絵本。 特攻の出撃前夜に子供達から届いたすみれの花ですもうをする若者達。送られたすみれの花を持って南の海に散っていった若者達。途中で故障して誰にも知られずに海や島に墜落していった若者達。その時の若者達の気持ちを想像すると胸がいっぱいになってくる。悲しい出来事だがけっして忘れてはいけないと思った。
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子どもたちが特攻隊員に贈ったすみれの花束。それは、隊員たちを束の間癒やし、名もなき無人島に散る。そして、花を咲かせる。その島は「すみれ島」と呼ばれるようになる。 特攻花のエピソードを基に書かれた絵本。悲しいが、美しい話でもある。平和や命の尊さを静かに伝えている。
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「その日から、子どもたちは、野原にすみれの花がなくなるまで、 花たばをつくって、おくりつづけたのであった」 日本人にとって、沖縄とは何なのだろう。訪ねたからこそ、わかる。美しい海、土、鮮やかな花、沖縄が見てきた悲しみは計り知れない。そんな歴史も、文化も、私は好き、沖縄が好き。...
「その日から、子どもたちは、野原にすみれの花がなくなるまで、 花たばをつくって、おくりつづけたのであった」 日本人にとって、沖縄とは何なのだろう。訪ねたからこそ、わかる。美しい海、土、鮮やかな花、沖縄が見てきた悲しみは計り知れない。そんな歴史も、文化も、私は好き、沖縄が好き。すみれ島、ここで起きたこと、いま起きていること、大切に。大切に。(7分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #すみれ島 #今西祐行 #松永禎郎 #偕成社
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6年生への読み聞かせ本を探していて読んでみた。 戦争の話。読み聞かせに使うことはない。 裏表紙のカバーより 「声高に戦争反対を叫ぶのでなく、静かに、子どもたちに平和の重さ、いのちの尊さを語りつぐ絵本です」 特攻隊の若者も、学校の生徒たちも先生も、皆が優しく懸命に生きていたのだ...
6年生への読み聞かせ本を探していて読んでみた。 戦争の話。読み聞かせに使うことはない。 裏表紙のカバーより 「声高に戦争反対を叫ぶのでなく、静かに、子どもたちに平和の重さ、いのちの尊さを語りつぐ絵本です」 特攻隊の若者も、学校の生徒たちも先生も、皆が優しく懸命に生きていたのだなと、しみじみ感じた。 すみれの花の絵が美しい。
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[墨田区図書館] 戦時中、特攻隊に贈られたすみれの花束からこぼれた種から、南の無人島にすみれが咲いている、という話。 だけれど、この本はその結末やその話自体が本当かどうか、というよりも、無邪気に飛行機に手を振っている戦時中の小学生が、がんばっている飛行機乗りにすみれの花束をプ...
[墨田区図書館] 戦時中、特攻隊に贈られたすみれの花束からこぼれた種から、南の無人島にすみれが咲いている、という話。 だけれど、この本はその結末やその話自体が本当かどうか、というよりも、無邪気に飛行機に手を振っている戦時中の小学生が、がんばっている飛行機乗りにすみれの花束をプレゼントしよう、という他意のない優しさが、それを受けた特攻隊という特殊部隊の兵隊からの手紙を教室の先生が読み伝えるくだりが真髄だと思う。 戦争反対とか、特攻隊の人がかわいそうとか、思う気持ちは人それぞれだとしても、日本人として前提知識と予想をもってこの本を読むことが出来て、先生の読み伝える下りで胸が痛くなれるように育ってほしいな。
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読み聞かせ推奨図書に入っていたので読んでみた。辛すぎて読めない。でも、語っていかないと、子どもたちは知らずに育ってしまう。大人として伝える責任を思う。
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【経緯】 なんとなく手に取って 【書き出し】 九州の南のはしにちかい海辺に、小さな学校があった。昭和二十年、春のこと、いつからか、まいにちのように、日の丸をつけた飛行機ぐ、その学校の真上を飛ぶようになった。 【感想】 特攻隊の本だとは思いもしないで手に取ったのでショックが大き...
【経緯】 なんとなく手に取って 【書き出し】 九州の南のはしにちかい海辺に、小さな学校があった。昭和二十年、春のこと、いつからか、まいにちのように、日の丸をつけた飛行機ぐ、その学校の真上を飛ぶようになった。 【感想】 特攻隊の本だとは思いもしないで手に取ったのでショックが大きかった… 夏になると戦争もののスペシャル番組をよく見かけて、「もういいよー」という声を聞くのもまた事実だけど、やっぱり忘れちゃあかんし、定期的にこういうの見て思い出さなあかんと思った 【引用】 「何時間かの後に確実に死ななければならないと分かったとき、人は何を考え、何を想うだろう。人は非日常に出会ってはじめて日常のすばらしさ、美しさを知る。特攻機に乗っていきはてた若者たちは、せめて最期に、平和の素晴らしさ、美しさを知って逝ったと私は思いたくて、この作品を書いた」 【絵】 24ページの赤い地面とスミレの対比が印象的
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6年生に読み聞かせ。 ちょうど国語で「ヒロシマのうた」をやっていたのでそれに合わせて。 特攻隊のおはなしです。忘れてはいけないことですね。
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長女からすすめられて長男に読み聞かせ、途中で泣いてしまった。今年の夏休みに鹿児島の知覧のそばを通ったので、子供達に特攻隊の話をしていた。娘は覚えていた様子。片道だけの燃料はつらすぎる。すみれの花で浮かんだ故郷の様子のページが心に残った。
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戦中の特攻隊をあらわした本。3年生に読みました。フィクションとノンフィクションの間に悩みますが、この年代にはわかりやすいようです。
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