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森の生活 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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著者であるヘンリー、…

著者であるヘンリー、デビット、ソローが、コンコード近郊の森の中にあるウォールデン池に掘っ立て小屋を立て、そこで生活していた頃の思索集です。ちなみに ソローの生活は千人のようなものではなく日本でいうところの里山で生活し、必要があれば町に買出しに行っていたみたいです。

文庫OFF

うーん、名著なのだろ…

うーん、名著なのだろうが、通しては読みづらい。彼の思索だけでなく、出納帳がついていたり、最小限度の生活物資で生きていく工夫なども書かれており興味深い。エマーソンに感化され、その哲学の実践の為に、こういった簡易生活を行ったらしいが、哲学も机上の空論ではダメということだろう。

文庫OFF

静かな生活。昔はこう…

静かな生活。昔はこうしてスローライフしてたんだ、と今に伝えます。

文庫OFF

2023/11/06

二百年弱前の、今風に言うところのミニマリストが書いた本。いわゆる先駆者である。 刺さる文言はちらほらあれど、全編に於いて冗長すぎて中々読むのに骨が折れた。 例えば、「豆畑」の章では延々と豆の話をしている。どうでもよぎる。豆。畝。虫たくさん。どうでもいい。 注釈も恐ろしいほど多く...

二百年弱前の、今風に言うところのミニマリストが書いた本。いわゆる先駆者である。 刺さる文言はちらほらあれど、全編に於いて冗長すぎて中々読むのに骨が折れた。 例えば、「豆畑」の章では延々と豆の話をしている。どうでもよぎる。豆。畝。虫たくさん。どうでもいい。 注釈も恐ろしいほど多く、内容が入ってこない。 添削すれば7割くらい削れそう。 現代に置き換え鑑みても、その森での生活は再現出来る可能性が極めて低く、まるでファンタジーの世界。 全部で何円使ったとか、僕は寂しくなんかないとか、でも来客嬉しいとか本音を吐露している部分は愛らしい。 結局すぐに結核にやられてしまうソロー。 精神を病んでたのかい。きみは。 厭世的な人達には支持されそうだが、残念ながら何一つ私の糧にはならなさそうだ。

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2023/06/17

普段生活していた文明の真っ只中から抜け、森の中で生活すること2年。長い人生を考えると(ソローは短命ではあったが、、、)2年間というのは、そう長くはない期間である。しかし、その2年間は、その人のその後の人生を変えてしまうほどのインパクトがあったに違いない。私達も、自然の中に身を置く...

普段生活していた文明の真っ只中から抜け、森の中で生活すること2年。長い人生を考えると(ソローは短命ではあったが、、、)2年間というのは、そう長くはない期間である。しかし、その2年間は、その人のその後の人生を変えてしまうほどのインパクトがあったに違いない。私達も、自然の中に身を置くこと、時には孤独になること、それが、その人の人生に深みを与えてくれるのだ、ということを本書は教えてくれる。

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2019/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

19世紀のアメリカで、ウォールデンというインディアンの老女に由来する湖の辺りで自給自足の生活を始めた主人公のエッセイ。四季の移り変わり、湖を訪れる釣り人や野良作業をするカナダ人などとのやりとり。ローマの哲学者やインドのヴェーダ、ギリシャ神話など古今東西の古典を引用し、現代(19世紀)の忙しなさ、虚栄の虚しさを見つめ、思索を深める様子が綴られる。 アメリカにこんな繊細に四季の移り変わりを慈しみ、古今東西の書籍や思想に親しむ知性と魂があったのだと知る。 Waldenは、森の生活と訳されるけど湖の生活だ。実際は。

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2023/09/30

ソロー『森の生活』講談社学術文庫 読了。ウォールデン湖畔での自給自足の2年間を綴ったエッセイ。質素な生活を過ごしながら、人生とは何か思索にふける。自然観察の描写・比喩に多彩な文学が用いられており彼の博学さを窺い知ることができる。だが、洞察が深いゆえなのか、少々冗長なのは否めない。...

ソロー『森の生活』講談社学術文庫 読了。ウォールデン湖畔での自給自足の2年間を綴ったエッセイ。質素な生活を過ごしながら、人生とは何か思索にふける。自然観察の描写・比喩に多彩な文学が用いられており彼の博学さを窺い知ることができる。だが、洞察が深いゆえなのか、少々冗長なのは否めない。 2010/11/19

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2012/01/04

ボストンの近郊、コンコードの町に近いウオールデン。 その池のほとりに、2年3カ月住んだことで、物質文明と精神文明に ついて、深く考察した作者。 自然の中にいることで、いろんな気づきがあり、物にかこまれた世界に 違和感を感じる。そういえば、山口智子も、南米を旅行した際、...

ボストンの近郊、コンコードの町に近いウオールデン。 その池のほとりに、2年3カ月住んだことで、物質文明と精神文明に ついて、深く考察した作者。 自然の中にいることで、いろんな気づきがあり、物にかこまれた世界に 違和感を感じる。そういえば、山口智子も、南米を旅行した際、 そこで、自然に生きている人たちと出会い、日本に帰ってから余計なものを 捨てたという。 あの、ステイーブン・ジョーンズも「禅」に目覚める中でシンプルなものに 惹かれていったという。 自然の中でゆっくり考える時間も人には必要。 しかし、著者は、森の生活を2年あまりでやめた後どうしたのだろうか?

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2013/07/02

文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。 企画コーナー「成長する本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中は...

文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。 企画コーナー「成長する本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中は貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/11/26-12/25まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1261965

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2010/12/19

現代、成功者のレールは、忙しく働き、経済的に成功する という方向に向かっているけれど、そもそも、それを目指すのが正しいのか? 常に、そんなに頑張りまくらなくても、ゆったり自然に囲まれて地球の豊かさを感じながら生きていく という選択も本当に正しい答えのうちの一つなのでは。。? と悩...

現代、成功者のレールは、忙しく働き、経済的に成功する という方向に向かっているけれど、そもそも、それを目指すのが正しいのか? 常に、そんなに頑張りまくらなくても、ゆったり自然に囲まれて地球の豊かさを感じながら生きていく という選択も本当に正しい答えのうちの一つなのでは。。? と悩める。。 人間は常に己の愚かさの故にわざわいと苦悩に苛まれていることに気が付かない 農場に縛られるのも刑務所に縛られるのもほとんど違いはない 我々は精神に必要な滋養物に心を配ることをせずに、肉体にびっくりな滋養物を買うのに出費している

Posted byブクログ