詩を贈ろうとすることは の商品レビュー
好きな詩 ・P.20 木・誘惑者 ⇒山に登るたびに、自然にお邪魔をさせてもらっているという意識が芽生える。木は変わらずにそこにいてだけれども人間の私たちは畏れねばならないそんな存在。 ・P.56‐57 主人公 ・P.84 水 ・P.85 木 箇所 ・P.33‐34 葉書 ⇒世...
好きな詩 ・P.20 木・誘惑者 ⇒山に登るたびに、自然にお邪魔をさせてもらっているという意識が芽生える。木は変わらずにそこにいてだけれども人間の私たちは畏れねばならないそんな存在。 ・P.56‐57 主人公 ・P.84 水 ・P.85 木 箇所 ・P.33‐34 葉書 ⇒世界は繊細すぎて聞きとりにくい 無限の和音に満ち満ちている ・P.45 犬の糞 ⇒細部には神ではなくて人間こそがひそんでいる ここにもあそこにも ・P.78-79 ⇒生に味方したいなら 死を味方につけなくては
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1991年刊。 「飢えと本」 何万人もの人間が群がっていて 一冊の本もない場所がある 一人しか人がいなくて 何万冊も本のある場所がある 読みおえたあとで食べものになるような 本があるべきだとジョンは言ったが 飢えていれば読む前に食べてしまうだろう 私の居たい場所は断崖の上 そこへ一冊だけ本をもってゆき 声に出して読む 海と空に人間の書いてきた本という代物を 読んできかせるのだ 他では 「詩を贈ることについて」 「多面的真理に関するテーブルポエム」もよかったです。 こんな祝辞をもらったカップルは笑いながら幸せをかみしめるでしょうね。
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