ヴァンパイヤー戦争(ウォーズ)(7) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アフリカ編とでも言うべき新章。今回はヴァンパイヤー族や古牟礼民といった超能力軍団が全く登場しないため、戦闘が白兵戦や銃器やミサイルといった非常にフィジカルなものばかりで、従来通りSF伝奇と銘打たれてはいるが全編ほぼコンバット小説といった趣。その分ムラキの活躍の場が多くなるわけで、それはそれで面白くはあるのだが。九鬼と自分を庇って死んだアズリに対し、珍しく悔恨の念を吐露するムラキの姿も描かれ、ムラキファン(というより矢吹駆ファン)の小生には堪らない内容ですよグヘヘヘ(失敬)。
Posted by
- 1