ダイヤル7をまわす時 の商品レビュー
トリック満載の短編集…
トリック満載の短編集。きっとお気に入りの短篇が見つかるはずです。
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奇術師でもある著者の…
奇術師でもある著者の作品は、トリックが明かされたときの驚きがたまらない。
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自分が泡坂作品に求めるものとは少し違い、中途半端な印象だった。 「ダイヤル7」は『花嫁は二度眠る』の改訂版のような結末。その名のみ知る存在だった「芍薬に孔雀」も肩透かしを食らったような印象。「飛んでくる声」は犯人の暗号めいた台詞は途中で解ったし、「可愛い動機」は最後の一行に拍手。...
自分が泡坂作品に求めるものとは少し違い、中途半端な印象だった。 「ダイヤル7」は『花嫁は二度眠る』の改訂版のような結末。その名のみ知る存在だった「芍薬に孔雀」も肩透かしを食らったような印象。「飛んでくる声」は犯人の暗号めいた台詞は途中で解ったし、「可愛い動機」は最後の一行に拍手。「金津の切符」は箱夫の設定は秀逸なのに結末が陳腐。「広重好み」と「青泉さん」は純文学系ミステリで僕好み。「書ける作家」なだけにもう少し上を期待したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『可愛い動機』が一番面白かった。殺人よりも人に知られたくない動機。それを隠すために、殺人犯として警察に捕まる主人公。他愛も無い動機なのに、それはどうしてもどうしても主人公には辛い事実であるという、人それぞれの考え生き方があるもんだと思う作品
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/1805020.html) (収録作品)可愛い動機/飛んでくる声/ダイヤル7/会津の切符/広重好み/青泉さん/芍薬に孔雀
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『奇妙な味』の短編が目白押し。 導入から驚きの結末まで著者が奇術師だけあって本を閉じることが出来ません。 図書館の文庫コーナーで借りました。
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