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幻の翼 の商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2014/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

倉木尚武警視と明星美希部長刑事の恋愛も絡めて、前作の黒幕を追い詰めていくが、主役は大杉良太警部補である。“百舌”と呼ばれる新谷和彦も復讐のため、黒幕を狙っていた。ほぼ全編、稜徳会病院を舞台に展開されるが、津城警視正の非情さが際立っていた。

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2014/05/10

今テレビでやってるものの続編。前作が売れたので、後から継ぎ足したって感じがありありですが、ハラハラドキドキさせてくれます。次も読んでみよう。

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2018/03/11

スペインのイメージが強い作者が 日本の物語を書いていた。 法務大臣、警察官僚、公安 そして KCIAの絡みが なんともいえない雰囲気をかもし出している。 津城警部正 なる正体不明の人間が 策略をめぐらしながら 法務省のしていることを 暴こうとする。 最近聞かなかった ロボトミ...

スペインのイメージが強い作者が 日本の物語を書いていた。 法務大臣、警察官僚、公安 そして KCIAの絡みが なんともいえない雰囲気をかもし出している。 津城警部正 なる正体不明の人間が 策略をめぐらしながら 法務省のしていることを 暴こうとする。 最近聞かなかった ロボトミー手術などが ひとつの物語の中で 展開している。 最後に代官さまよろしく 森原法務大臣が登場してくるのに 少し残念な気がしている。 しかし、そこに出てくる3名のコンビは 絶妙な配置でもある。

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2015/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そこはかとなく“古さ”を感じはしたが、面白かった。一気に読まされた。 赤電話……… ロボトミー……… “スパイ”……… 終盤の、息をもつかせずに二転三転する展開は圧巻。筆者の巧さと、“百舌シリーズ”と呼ばれ人気をはくしている理由が理解できた。 疑問(不満)もいくつか……… ●あれだけ“何でもアリ”の悪党どもなら、強制入院→ロボトミーなどというまどろこしいコトせずにさっさと殺してしまえそうなものなのに…という点に、物語構成上のご都合主義がチラりと見える(苦笑)。 ●“百舌シリーズ”はまだ続くようであるが、新谷和彦は死亡………。いったい次作にどう繋げるの?納得のいく繋がり方を用意してくれていれば良いのだけど…。(最後、なにやら思わせ振りな描写は見られたが) ★4つ。8ポイント。 2012.09.11.書。

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2012/07/23

この作品は「百舌の叫ぶ夜」の完全に続編になっていたのですね!新谷兄が実は北の工作員となり生きていた!という展開もよく、前作同様、津城警視正ははじめとした倉木、明星、大杉といった刑事が前作では全貌解明までには至らなかった陰謀をついに暴き決着をつけるという内容も面白かったです。 しか...

この作品は「百舌の叫ぶ夜」の完全に続編になっていたのですね!新谷兄が実は北の工作員となり生きていた!という展開もよく、前作同様、津城警視正ははじめとした倉木、明星、大杉といった刑事が前作では全貌解明までには至らなかった陰謀をついに暴き決着をつけるという内容も面白かったです。 しかし、この作品でほぼ事件としては終止符が打たれたように思われますが、この後の続編があるので、それがどのような展開になっていくのか?楽しみです!

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2012/02/07

「百舌シリーズ」第二弾。 一作の事件をそのまま膨らましている内容が続く。それでも読者を飽きさせることがない。第一作であれだけ敵討ち、そう、軒並み殺してしまっているのにである。 ストーリーが本当にしっかりしており、安心して読み進めることができる。また、どんでん返しの連続で都度サ...

「百舌シリーズ」第二弾。 一作の事件をそのまま膨らましている内容が続く。それでも読者を飽きさせることがない。第一作であれだけ敵討ち、そう、軒並み殺してしまっているのにである。 ストーリーが本当にしっかりしており、安心して読み進めることができる。また、どんでん返しの連続で都度サプライズがある。またそれが変に常軌を逸しておらず、想定のちょっこっと外なので、それはないだろ、やり過ぎでは、といった感想を持つこともない。

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2011/01/23

死んだはずの百舌がよみがえる・・・。シリーズ第二段。 私が読んだものはハードカバー(1988.5.25発行) 画像がないので文庫本になっています。

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2010/08/15

『百舌の叫ぶ夜』の続編。百舌が生きていた?!死んだはずの百舌(新谷アラガキ)に似た男が目撃された。北朝鮮のスパイとなったのか?公安省の設立を目論む警察トップと政界との癒着を断ちきろうと刑事たちは動く。倉木は事件の舞台だった病院に強制入院させられるが。 やっぱハードボイルド。正...

『百舌の叫ぶ夜』の続編。百舌が生きていた?!死んだはずの百舌(新谷アラガキ)に似た男が目撃された。北朝鮮のスパイとなったのか?公安省の設立を目論む警察トップと政界との癒着を断ちきろうと刑事たちは動く。倉木は事件の舞台だった病院に強制入院させられるが。 やっぱハードボイルド。正義感あふれる男たち(津城、倉木、大津)、普段は鼻っ柱が強いのに恋人のこととなると冷静さがなくなる女刑事(明星)とか。百舌は前回で死んだ弟の復讐のために来た双子の兄の方だったけど、最後死んだのかよくわからなかった。でも読み直す程のことでもない。明星は妊娠。津城は撃たれて植物人間状態。

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2010/03/08

逢坂 剛「幻の翼 (集英社文庫)」 百舌の大量殺人事件のその後。 「百舌の叫ぶ夜」とは切り口が全く違うサスペンス。 話が続いているようで、どこがどうつながっているのか半分くらい読むまでわからないようになっているため、この本単体で読んでも十分楽しめる。 ミステリーという...

逢坂 剛「幻の翼 (集英社文庫)」 百舌の大量殺人事件のその後。 「百舌の叫ぶ夜」とは切り口が全く違うサスペンス。 話が続いているようで、どこがどうつながっているのか半分くらい読むまでわからないようになっているため、この本単体で読んでも十分楽しめる。 ミステリーというよりストーリー全体を楽しめるサスペンスで、スピード感がありドキドキハラハラの連続です。 面白い本はページをめくるスピードも速まるというのを実感します。

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2009/10/07

百舌シリーズ第2弾。 第1弾ほど、百舌の存在が目立たなかったため、第2弾と言って良かったのかしら? 何か、主要人物二人があっさり出来ちゃったのも、何だか・・・ でも、第4弾の「よみがえる百舌」まで頑張ってみます。

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