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マヴァール年代記(1) の商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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シリーズ第1巻。その…

シリーズ第1巻。その地の政治体制はもちろんのこと、特産物などにも細かな設定が光る名作シリーズ。

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まず、冒頭に驚き。田…

まず、冒頭に驚き。田中氏の作品は揶揄や皮肉っぽい台詞も多々ありますが、根底に流れるものが希望とか溌剌さだと思っていたので…。読み進めると、その感覚が決して間違いではないと更に確信できました。読ませるチカラ、という点では相変わらず凄いのですが。全体的に重苦しい感じです。

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田中芳樹の世界はやっ…

田中芳樹の世界はやっぱり長編じゃないと味わえないなぁ・・・と思ったシリーズでした。著者自身が、対談だったかあとがきだったかで、「背景となる歴史をどこまで深く読者に伝えるかが悩みどころ」とおっしゃっていましたが、この作品は短いせいか、物語の背景となる記述が少なく、マヴァールや周辺国...

田中芳樹の世界はやっぱり長編じゃないと味わえないなぁ・・・と思ったシリーズでした。著者自身が、対談だったかあとがきだったかで、「背景となる歴史をどこまで深く読者に伝えるかが悩みどころ」とおっしゃっていましたが、この作品は短いせいか、物語の背景となる記述が少なく、マヴァールや周辺国の世界観がいまいち伝わってきませんでした。

文庫OFF

2019/10/29

内容(「BOOK」データベースより) 大陸暦1091年2月、「北の雄」マヴァール帝国は隣国と武力抗争の渦中にあった。陣中に、皇帝崩御の報がもたらされた時、総司令官カルマーンは、すでに勝利を手中に収めていたが、追撃を放棄し、帝都オノグール城の父の元へ急行した。帝位を継承するのは誰か...

内容(「BOOK」データベースより) 大陸暦1091年2月、「北の雄」マヴァール帝国は隣国と武力抗争の渦中にあった。陣中に、皇帝崩御の報がもたらされた時、総司令官カルマーンは、すでに勝利を手中に収めていたが、追撃を放棄し、帝都オノグール城の父の元へ急行した。帝位を継承するのは誰か?玉座をめぐる混迷が、カルマーン、ヴェンツェル、リドワーンという、かつての学友の再会に“野心”という一匹の竜を介在させた。どんなに豪華な玉座であっても、二つの野心が共存できる広さはないのだ―。いよいよ開幕、幻想歴史ロマン、マヴァール年代記三部作。

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2017/09/27

中世を舞台にした田中芳樹版三国志といった感じ。 アルスラーンと似ている感じがするのは否めないなぁ。

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2017/02/12

 作品解説:大陸暦一〇九一年二月、隣国との武力抗争の渦中、皇帝が崩御。帝位を継承するのは誰か? かつての学友カルマーン、ヴェンツェル、リドワーンを巻き込み、玉座を巡る血戦の火蓋が切られた!  田中さんの作品が気になる方にはこの3部作をオススメ。  理由は完結しているから……。

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2015/08/13

人を試してばかりいた王は、『最後の手段』を 使ったおかげで密やかに息子に殺された。 それが、混乱の始まり。 人を試しているのか、周囲を試しているのか。 非常に迷惑極まりない人物です。 怒りにまかせて行動してしまっても 特に糾弾する事でもないです。 権力ありあまる人達は、するでし...

人を試してばかりいた王は、『最後の手段』を 使ったおかげで密やかに息子に殺された。 それが、混乱の始まり。 人を試しているのか、周囲を試しているのか。 非常に迷惑極まりない人物です。 怒りにまかせて行動してしまっても 特に糾弾する事でもないです。 権力ありあまる人達は、するでしょうけど。 しかし、権力は恐ろしい。 そこまで…という人物が、思いっきり肥太ってます。 同じ『罪』を犯した片方は 痩せんばかりだというのに。 こうも違うと、もしあの時…という、IF人生が 分かりやすいです。 そして一応恋愛? 姫さん、理想高すぎですから! と思ったら 優良物件がひょっこり。 分かりにくい人物ではありますが 読んでいる方としては面白いです。 ところでこの国、どう建て直すのでしょう? 公がきれいさっぱりいなくなってる状態ですが。

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2014/05/21

政争を中心に置いた物語。英雄譚的ではない。爽快感が少ない。まあ、アルスラーン戦記と比べてしまうのは仕方がないとして、どうもドロドロしすぎなところが難点。アルスラーンが、没落→再生を辿る作品として、伝統的な王道物語の形式の要素を持っているのに対し、こちらは政争→?。どうなるのでしょ...

政争を中心に置いた物語。英雄譚的ではない。爽快感が少ない。まあ、アルスラーン戦記と比べてしまうのは仕方がないとして、どうもドロドロしすぎなところが難点。アルスラーンが、没落→再生を辿る作品として、伝統的な王道物語の形式の要素を持っているのに対し、こちらは政争→?。どうなるのでしょうか。 また、群像劇的。感情移入できる人物はあんまりいない。誰を中心にして読むべきか?ミスリードを誘っている可能性が高いけれど、気になる所。

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2012/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

複雑な設定・人物の関わりを、スピード感あるストーリーの中で 完璧に表現している。とても面白い。 父殺しのシーンはやや雑かなという気も。

Posted byブクログ

2009/10/04

架空の都市マヴァールを舞台にした カルマーン、ヴェンツェル、リドワーン 3人の野心を描いた「幻想歴史ロマン」

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