百舌の叫ぶ夜 の商品レビュー

逢坂剛(著者)

テンポが速く、設定や…

[文庫ＯＦＦ]

テンポが速く、設定や構成もしっかり工夫されていて、面白く一気に読めました。登場人物もそれぞれ、個性的に描かれている。人がたくさん死にすぎるけれど。

逢坂剛のハードボイル…

[文庫ＯＦＦ]

逢坂剛のハードボイルド小説はスリリングなストーリー展開で、一気に読めて面白い。

新宿で爆弾事件発生!…

[文庫ＯＦＦ]

新宿で爆弾事件発生!妻を殺された刑事。記憶を失った殺し屋“百舌”。錯綜した人間関係のなかで宿命の対決が始まる。だが、恐るべき陰謀が、2人を黒い闇に引きこんだ…。

百舌シリーズの第一弾…

[文庫ＯＦＦ]

百舌シリーズの第一弾。殺し屋百舌と妻を殺された倉木警部、百舌を追う刑事美希を中心にしたサスペンス。

百舌シリーズ第１弾。…

[文庫ＯＦＦ]

百舌シリーズ第１弾。とにかく面白い。ストーリの大きさ、キャラクター、などなど、どれをとってもピカ１です。

次々と展開する話につ…

[文庫ＯＦＦ]

次々と展開する話についていくため一気に読んでしまいましたが・・・とても切ない話でした。自分の愛する人の本当の姿を、その人の死後に知ってしまったら・・・？どうにもやりきれなくなって当然だと思います。

新宿で爆弾事件が発生…

[文庫ＯＦＦ]

新宿で爆弾事件が発生し警部の妻が巻き添えに、錯綜とした人間関係と陰謀。旅のお供には格好で一気に読んでしまう。

2021/11/27

時系列が行ったり来たりして、あれ？？ってなった。

作者が後記事で各章の数字の見出しのーってやつ…全然気にせず、気付かずだった。
後記先に読めば良かった…

後記読まなくても楽しめたけども。

2021/03/14

ドラマ化されたらしい作品。知らなかった。

能登半島の突端にある孤狼畔で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。
一方、東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生し、公安の倉木尚武警部の妻が巻き添えとなり死亡した。
復讐に燃える倉木と、この爆弾事件に公安部が関わる事に嫌気がさしている刑事部の大杉。
そして爆弾事件発生時に豊明興業のテロリストである新谷和彦を追っていた公安の明星美希。
彼らの思惑と警察上層部の動きが交錯し、事件は思わぬ方向へ進む。。。

いわゆる「ハードボイルド」モノだろうか。
警察モノとも言えるが、そこまで警察内部のめんどくさい部分を描いていない。
で、テロリストとか殺し屋とかバンバン出てくるし、登場人物の2人（新谷と倉木）が異常に強い。
拘束された状態から見事に抜け出したり、元プロボクサーのメリケンサック付きパンチを顔面に喰らっても生きてたりする。
お約束と言えばお約束だが…。

相変わらず余り裏を読んだり先を見越したりせずに読んでいるため、プロット的には非常に楽しめた。
記憶喪失の新谷が実は双子の弟の方で、兄は（今のところ）本当に殺害されていた、と。
んで弟はこれまたエライ屈折した人生を歩んできていて、
「宏美」という名前で女として育てられていて、父親に凌辱された経験があり、
その正体は新谷和彦が請け負った殺しを実行する「百舌」だった、と。
まぁこれだけでも割とお腹いっぱいな話になりそうなのに、そこに倉木珠江と上司（室井）との関係だとか
その上司が実は裏で手を引いていたとか、もう盛りだくさん。
そういう意味では本当に楽しめる。

楽しんだ割に点が低いのは、どうにも続々と殺され過ぎるうえに
コロコロと変わる時間軸（？）に付いていけなかったせいでもある。
シリーズものなので、続編は少し気になる。

2019/11/05

あらすじ
能登半島の突端にある孤狼畔で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。