レベル7 の商品レビュー
並行した話が後半で結びつくのは面白かったですが、読んだ後にそこまでの感動はありませんでした。一気に読んで疲れてしまったのかもしれませんが…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【レベル7】 宮部みゆきさん 「レベル7に行くと戻れない」という言葉を残して失踪した少女みさお。 その少女が数少ない友だちと言って慕っていた悩み相談室の相談員悦子 彼女はみさおの消息を尋ね歩く。 あるマンションの一室で記憶喪失者として目覚めた男女。 その男女の腕には番号が割り振られ「レベル7」と書き込まれていた。 景観のよい潟戸町。 この町は精神科の大病院潟戸友愛病院の存在によって栄えてきた。 その病院の医院長、村下猛蔵は町のフィクサーでもあった。 18年前、東京の麻布で41人が死亡するホテル火災が発生した。 このホテルの経営者および責任者は逮捕されたが、ホテルの陰の 経営者は村下猛蔵だった。 精神科医の医院長が経営者として表に出ることがマイナスに作用 するコトを危惧し、ダミーの経営者を仕立て上げていたのだった。 潟戸町で起こったある殺人事件に端を発した出来事に、記憶喪失の 男女と女性相談員、そして過去のホテル火災の被害者までもが加わって 物語は殺人事件の真相に迫っていく。 ☆ 読み始めのエピローグは意味が分かりませんでした。 記憶喪失の男女とホテル火災の被害者。 女性相談員と少女。 この二列平行で進む物語が、最終場面では 見事の集約されています。 最後まで読み終わり、再びエピローグを読み返した時 初めてエピローグの書いているコトが分かりました。 ドキドキワクワク・・という程ではありませんでしたが、 読みやすいサスペンスでした。
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6307002.html) 日本推理作家協会賞候補(1991/44回)
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途中何度か挫折しそうになったが、ラストに期待し読み終えたが・・・特にやられたって感じもなく疲労感が残った。
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「模倣犯」が流行る前(?)だったかに30円で買った本。 正直、三枝の事が好きになれそうも無かったが、最終的には……。
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