マヴァール年代記(3) の商品レビュー

田中芳樹(著者)

人間の美醜を浮き彫り…

[文庫ＯＦＦ]

人間の美醜を浮き彫りにするシリーズ第3弾。何度読み返しても新たな発見のある奥の深いシリーズ。

始まりかたが陰鬱だっ…

[文庫ＯＦＦ]

始まりかたが陰鬱だったので、こういうラストになったのかなと。「アルスラーン戦記」の終焉が見えない現在、とりあえずマヴァール編は完結しただけでもいいのかもしれない、と少々皮肉めいた気持ちになりました。

2020/03/19

本作の中でアルデハイドがお気に入り。最初は異国から嫁いできた出しゃばり女だと思ってたけど、自分の野心は実現しないと悟ると、皇后としての彼女自身の責務をまっとうしようとする姿が好きだし、彼女が死んでしまった後にそれらが明白になった事も心惹かれた。リドワーンが皇帝になるのは意外だったし、個人的にはカルマーンに勝って欲しかった。（でも、批判している訳じゃなくて、不満はないです。）

2017/09/29

たった３巻だったが逆に無駄なくストーリーが引き締まっており、面白く読めた。
読後感はやはりアルスラーンとは別物だなという印象で、こちらもよい。

2009/10/04

相当以前に書かれたものなので、今さらどうこう言うのも失礼な話しですが、ただ王妃をもう少し活躍させて欲しかったなと思います。野望を秘めた良いキャラだったのに、最後はあっけなくて残念です。

2009/10/04

中世の中欧をモティーフにしたマヴァール帝国を舞台に、3人の主人公が活躍する架空歴史小説です。
今は東京創元社から1冊にまとめたものが出ていますが、私が買ったのはこの3分冊の角川文庫版でした。

2009/10/04

最近、創元推理文庫で１冊にまとまったものがでたようですね。
読むときはそっちのほうが読みやすいねたぶん。