パンダぼうやのおひっこし の商品レビュー
- ネタバレ
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絵がどストライク……!と思ってお借りしてきた『パンダのおひっこし』。見ると作者のお二人はパンダの本場・中国の方ではないですか。私もしかしたら中国の絵本を読むの初めてかも。 山の中に住むパンダの親子。 ある年、お山の竹に花が咲き、その後どんどん枯れはじめました。 新鮮な竹を求める両親に連れられて、初めてお山を下り別の竹林に来たパンダ坊や。道中に見るもの全てが珍しく、なにもかもが楽しくて仕方ありません。 「この竹林にも花が咲くといいな。そうしたらまた知らない所へ行けるのに」 無邪気に笑うパンダ坊や。するとお父さんは――……。 竹の花のこと、初めて知りました。私は北海道在住なので竹林自体が身近にはないんですけど、そうでない他の地域では一般常識なのかな竹の花。よくできている!(ググった) 竹林が枯れたことをきっかけに引っ越しを決めるパンダ一家に、えっ、ここで終わっちゃうの???と多少物足りない感じもしたのですが、作者の李京さんは他にも「パンダのおはなし」を書いていらっしゃるようなので、本書はほんの序章なのかも。 胡基明さんの絵が本当にすてき。ソフビ人形が欲しい。
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