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ソフトウェアの奥の細道 の商品レビュー

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2011/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

買ってから、10年経って読み直してみた。 10年前に読んだときから、技術は大幅に変わったが、中身の課題は的を得ているのか、指摘されていることはそのまま現在でもあてはまることが多い。 たとえば、スキルの認定は難しいこと、P161の(大垣)の編での「成功するための人的環境」のように、人間が一番大切であることなど。 実際に書いた人達を知らないと、なにか焦点が曖昧に感じるかもしれない。 著者の一人である高根氏の参加する研究会で、一度発表したことがある。 本質的なことを質問され、回答するのがすごく楽しかった記憶がある。 また、同じ研究会で、三菱電機の方の発表の際に、よそ者では質問しずらいような本質的な質問をされ、理解が進んだことがある。 外に対して優しく、内に対して厳しいという、組織人としての姿勢を垣間見ることができた。 そういう背景を知っていて読むと、知らずに読むよりも、違うものが見えてくるかもしれません。

Posted byブクログ