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頼子のために の商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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最初に手記が掲載され…

最初に手記が掲載されるのですが、実はそれが・・・。法月綸太郎がかなりアクティブに活躍します。ラストは衝撃的。

文庫OFF

法月さんの作品を初め…

法月さんの作品を初めて読みました。当レビューの平均点の高さから期待して手にしたのですが、それほどのインパクトはなかったように思います。途中からおおよその結末が見えてくるのと、最後のすべてはある人の目論見通りだったというオチもちょっととってつけたような感じだったのが気になりました。...

法月さんの作品を初めて読みました。当レビューの平均点の高さから期待して手にしたのですが、それほどのインパクトはなかったように思います。途中からおおよその結末が見えてくるのと、最後のすべてはある人の目論見通りだったというオチもちょっととってつけたような感じだったのが気になりました。同氏の別の作品も読んでみようと思います。

文庫OFF

2019/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「でも頼子さんに嫉妬を感じませんか? ご主人はあなたを残して、頼子さんのために命を捧げようとしたんですよ」 あなたにとっては、頼子さんも西村氏も、人形のように自由に操れる登場人物にすぎなかったのだ。

Posted byブクログ

2014/09/17

再読。 前に読んだのは、ずいぶん前。新本格が流行っていた頃。その頃に買って、とっておいたもの。 今、読んでも色あせていない。

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2013/08/08

探偵・法月 綸太郎のシリーズ。 シリーズ3作目だけど初めて読んだ。 おもしろかった・・・! ラストまで気が抜けない。

Posted byブクログ

2009/10/18

高校生の娘を殺された父親が、犯人に復讐する過程をひとつの手記に残した…事件はそれで幕引きになるかと思われたが、図らずも事件の再捜査に関わることになった法月綸太郎は、手記の中に不自然な点を発見する。 手記を分析していく系といえば島田荘司の『眩暈』を思い出しますが、あちらが”明らか...

高校生の娘を殺された父親が、犯人に復讐する過程をひとつの手記に残した…事件はそれで幕引きになるかと思われたが、図らずも事件の再捜査に関わることになった法月綸太郎は、手記の中に不自然な点を発見する。 手記を分析していく系といえば島田荘司の『眩暈』を思い出しますが、あちらが”明らかに筋の通っていないように見える文章に合理的な説明をつける”パターンだったのに対して、こちらは”一見何の齟齬もないように見えるものを崩していくパターン”です。個人的には前者が好きかな…。なぜならこの作品では、手記の再捜査の描写に重点が置かれていて、探偵役の思考の積み上げの過程に読者が乗っかってわくわくする、という要素がなかったから。途中の展開がわりと飽きさせなかったので、終盤でいきなり真相開陳!というのもまあ悪くはないですが、こういうのはもっと過程を楽しみたかった。 父その他に感情移入できるかどうかは…人それぞれか…?それなりに説得力はあったけど、机上の空論のような気もしたし。じゃあ何がいいのかといわれると難しい…!ラストの部分は秀逸でした。後味悪い。

Posted byブクログ

2009/10/04

「頼子が死んだ」。17歳になったばかりのひとり娘を殺された父親の手記の最初の1行だ。手記は、通り魔殺人で片づけようとする警察に疑念を抱いた父親の孤独な推理行と、遂に犯人をつきとめ相手を刺殺、自らも死を迎えるところで終わっている。だが本当の物語はこの手記を名探偵・法月綸太郎が読んだ...

「頼子が死んだ」。17歳になったばかりのひとり娘を殺された父親の手記の最初の1行だ。手記は、通り魔殺人で片づけようとする警察に疑念を抱いた父親の孤独な推理行と、遂に犯人をつきとめ相手を刺殺、自らも死を迎えるところで終わっている。だが本当の物語はこの手記を名探偵・法月綸太郎が読んだ時に始まるのだ。あなたが手記に抱く違和感が謎を解く鍵だ! 【感想】 http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200503190000/

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