我らが隣人の犯罪 の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

2013/09/06

宮部みゆき初期の短編集。「サボテンの花」はじ～んとする。こういう教頭先生は少ないし、学校現場では居づらくなってきている。誰にも剪定されないサボテンのような子供達が生き生きと過ごせる学校であってほしいのだが･･･

2013/03/20

五つの作品からなる短編集。殺人が起きなくてもミステリです。爽やかな読後感を得られるものが多く入門編としてもおススメできます。
ほっこりした気持ちになれる「サボテンの花」の人気が高いけれど、それだけじゃないですよ。

2012/08/20

短編集、ステップファーザー・ステップに近い子どもと、子どもの心を持った大人のほのぼのとした『紳士同盟』風ストーリー他（５つの短編集）。どことなく佐野洋の作品を感じた。第４話の素人（結婚式場のピアノ奏者）が刑事に対して、犯罪の謎解きを最初から最後まで語るというストーリーは解りやすい。

2010/07/29

イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6307066.html)
(収録作品)我らが隣人の犯罪(オール読物推理小説新人賞(1987/26回))/祝･殺人/この子誰の子/サボテンの花/気分は自殺志願

2009/10/04

タイトル名を含む５つの短編集。隣で飼われてるスピッツの喧しさに耐えきれず、犬を誘拐しようとして思わぬ秘密をみつけてしまった「我らが隣人の犯罪」、自殺志願のレストランボーイ長の悩みをうまい具合に解決する「気分は自殺志願」など、ちょっとしたミステリーの短編集だが、それぞれにしっかりしたストーリー展開ですっきりした読後感が味わえる。