七都市物語 の商品レビュー
各話毎に戦争が行われ…
各話毎に戦争が行われているので、殆どの場面が戦闘中という、かなり軍事色の強い作品。登場人物達の華麗な戦術も読んでいてスカッとするのだが、本当に面白いのは、個性的な登場人物達の方。田中芳樹作品の中でも、かなり癖の強い人たちが多く登場する作品だと思う。個人的には、田中芳樹作品の中でも...
各話毎に戦争が行われているので、殆どの場面が戦闘中という、かなり軍事色の強い作品。登場人物達の華麗な戦術も読んでいてスカッとするのだが、本当に面白いのは、個性的な登場人物達の方。田中芳樹作品の中でも、かなり癖の強い人たちが多く登場する作品だと思う。個人的には、田中芳樹作品の中でも1,2を争うくらいに好きなお話だけれど、好みが別れるところかもしれない。
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設定が練られていて一…
設定が練られていて一見読みにくそうな印象ですが普通に読めます。伸ばそうと思えばかなりの続編が出せそうなだけにこれだけとはもったいない。
文庫OFF
7都市の位置関係が良く理解できていない。都市と人物の関係もおぼろげ。な状態で読んでいたからかあまり頭に残らない感じ。短編集的な部分もあるからかな。勢力は数が多いと疲れる。
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内容(「BOOK」データベースより) 突如地球を襲った未曾有の惨事“大転倒”―地軸が90度転倒し、南北両極が赤道地帯に移動するという事態に、地上の人類は全滅した。しかし、幸いにも月面に難をのがれた人類の生存者は、地上に七つの都市を建設し、あらたな歴史を繰り広げる。だが、月面都市は...
内容(「BOOK」データベースより) 突如地球を襲った未曾有の惨事“大転倒”―地軸が90度転倒し、南北両極が赤道地帯に移動するという事態に、地上の人類は全滅した。しかし、幸いにも月面に難をのがれた人類の生存者は、地上に七つの都市を建設し、あらたな歴史を繰り広げる。だが、月面都市は新生地球人類が月を攻撃するのを恐れるあまり、地上五百メートル以上を飛ぶ飛行体をすべて撃墜するシステムを設置した。しかも、彼らはこのシステムが稼動状態のまま、疫病により滅び去ってしまったのだ。そしてこの奇妙な世界で、七都市をめぐる興亡の物語が幕を開くのだった。
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原作だと「ドゥーチェのご子息」は普通に凶悪な外道で、ちゃっちゃと死んでほしいなと(アニメ版だと応援したくなった)。この凶悪なをっさんが、七つの都市のどこぞへ行って舌先三寸でそこの政府をだまくらかしてなんとかすると“敵国”の、正確が悪くて頭が切れまくるイケメンが何とか言ひながらアレ...
原作だと「ドゥーチェのご子息」は普通に凶悪な外道で、ちゃっちゃと死んでほしいなと(アニメ版だと応援したくなった)。この凶悪なをっさんが、七つの都市のどこぞへ行って舌先三寸でそこの政府をだまくらかしてなんとかすると“敵国”の、正確が悪くて頭が切れまくるイケメンが何とか言ひながらアレ、と言ふのはいいんだけどなんか。 1990年当時は先制自衛権はえすえふの中の物だったんだよ。前のリアルでやってさうだけど。ううっ。 あー 「イケメン下品なことを言う」「言われた政治屋さん銃を引っこ抜く」「イケメン美麗な脚でぶん回し系のコンパスを取って政治屋さんへ投げる」といふのをアニメ化してほしかった。
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短編5編。構想はなんかもっと大きい感じ。 登場人物の癖があるように感じすぎる。短いから普通な人が出ないのか。 ちなみに、多分再読だが、買って読んだのか、立ち読みで読んだのか覚えていない。
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再読。 これまた大好きな群像劇。 この作者の生み出すキャラクターの魅力にぞっこん。 よくもまぁ大いにクセのある人物を生み出すものだ。 個性的な人物像を描き出すためのちょっとした描写が大好物。
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読了してからかなり時間がたってしまった。 けっこうおもしろい、もっと続きが見たかったなというのが素直な感想。 設定が凝っていて楽しめるのだけど、キャラクターがちょっと弱くて残念。 せっかくの世界観、いつかまた続きがあったら今度はちゃんと追いかけて買いますよ。
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いかにも田中芳樹。 空を奪われ緯度と経度が逆転した地球で、7つの都市を舞台にした物語。という設定は面白いのだが、登場人物が「いかにも田中芳樹が好みそうなひねたキャラ」ばかり。 ヤン・ウェンリーを4つの方向に少しずつ伸ばして形を変えたような四人の軍人がメインキャラクター。それ以外の...
いかにも田中芳樹。 空を奪われ緯度と経度が逆転した地球で、7つの都市を舞台にした物語。という設定は面白いのだが、登場人物が「いかにも田中芳樹が好みそうなひねたキャラ」ばかり。 ヤン・ウェンリーを4つの方向に少しずつ伸ばして形を変えたような四人の軍人がメインキャラクター。それ以外のメンバーも似たり寄ったり。 文章は淡々と歴史を騙っているだけで物語になりきれていない。 設定は面白いだけに残念至極な一冊。 田中芳樹だからなあ、の一言で済んでしまうのもまた田中芳樹らしいか。
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